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カテゴリ:グランババつれづれ
6月8日(木) 旧暦5月20日 六輝は大安(たいあん or だいあん)
不成就日ですが、まだ天一天上中です。 昨日、農園の草刈りを30分ほどやったところで、草刈り機の調子が悪くなってしまいました。同時にやっぱり、腰にも異常を感じてしまいました。草刈り機の振動があまりよくないようです。 以前に草刈りを頼んだ友人は、農園周りを刈って以来、忙しいのか一向に刈る様子がありません。しかし健康体とは言えないおババが、この面積を刈るのには無理があります。 5月のセンターを切り抜けたのに、また一難です。とりあえず、草刈り機のメンテナンスを頼みつつ、草刈りを頼める人を探すことにしました。私の農園はあちらこちらに色々なものが植えてあるので、初めての人は、草と間違えて刈り取ってしまう事がままあり、最初は私がついていないといけないのです。それでいつも同じ人をお願いしていたのですが、そろそろ彼にも無理が来ているようです。 ある時、木の上で自由に育っている年季の入ったパッションがありました。イヌマキの木に絡んで上に伸び、木のてっぺんで花を咲かせ実を成らせ、私たちは落ちた果実を拾い集めるといった具合です。パッションは頃合いになると落実するので、それを草むらから拾う訳です。草刈りをすると、たくさんの実を見つけることが出来ますが、そのパッションの花は高くにあり、あまり見たことがありませんでした。 ある日先輩に草刈りを頼んだのですが、後日農園に行くと、木の上のパッションがしおれています。不思議に思い根元を見ましたが、特に異常は見られません。しかしよくよく見ると、なんだか根元に透明のテープが巻かれているのです。なんと、この見事なパッションの根元は切られていて、それを透明テープで上下繋いであったのです。 すぐに先輩に確認したら、草刈り機で刈り飛ばしてしまったそうです。では、連絡してくれればいいじゃないですか。 ところが、先輩曰く 「大丈夫、ちゃんとつないだから・・。指が切れてもすぐにくっつけたら繋がるんだよ、僕は接ぎ木は専門だから、ちゃんとくっつけたから心配ない生きるよ」 と接ぎ木の説明を一通り。 パッションは、かなりの年数がたっていて、根元も木のように太くなっていました。それを切り飛ばすのもおかしいけれど、言い訳も振るっていました。 結局、パッションはどうなったかと言いますと、見事に枯れてしまいました。接ぎ木の話は耳学問、まいたテープはセロハンテープというお粗末でした。これでスルーされてしまいましたが、何かの折に私に引き合いに出されても、万事こんな調子の先輩ですから、とんと動じません。 どんな場所にも堂々と入って行って、専門用語を使い支離滅裂な話をするのは、まあ、彼くらいでしょう、ある意味天才かも。私は草刈りと言うと、ついあなたを思い出してしまいますよ。 最近は体調があまりよくないようです。一人暮らしなんですから、体に気を使い、長生きしてくださいな。 農園のパッションは、自由奔放に勝手に育っていたので、管理パッションは得意じゃありません。久しぶりに植えた現在のパッションは、台風にもめげず、まったく元気です。ただ、前回カットしたにも関わらず、花も実もどこへ行った?と思うほど、また葉が生い茂ってしまいました。 さてどうしたものやら、困ったものです。 何度カットしても盛り返すパッション、小山になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.08 18:00:05
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