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カテゴリ:グランババつれづれ
6月9日(金) 旧暦5月21日 六輝は赤口(しゃっく or しゃっこう)
今日は知人のご主人が事故で亡くなられてお葬式です。仕事が休めずお葬式には出席できませんので、香典だけお預けしました。 冠婚葬祭の葬の部分が特別多い島です。小さな島でほとんどが知人友人となれば、あちらもこちらも皆お付き合いの範囲内に入り、失礼は出来ません。久米島町女性会でも20年前から「冠婚葬祭の簡素化」の 活動をしています。冠婚葬祭を取り仕切る家庭の主婦の負担の大きさや、冠婚葬祭費の出費の多さを見直す活動です。香典は1000円、祝い事は3000円、当該家庭の料理膳組やお返しは無しとか、そういった事を奨励しています。 ここ十数年は島にも葬儀屋さんが入り、集落参加型で行われていた葬儀は変化してきました。以前は、集落内でお葬式があると、集落内に住む青年たちは葬儀に協力するため、仕事を休む事も許されていました。もちろん女性たちも賄いのお手伝いをしていました。 おひと方の葬儀への、友人たちの参加は、葬儀・初7日・49日・1年忌・3年忌を一通りとしますが、その間、お通夜・2七日・3七日・4七日・5七日・6七日のナンカビ(七日)、それ以後の法事への参加は、交際の深さで変わってきます。日によっては複数の方の法事ごとが重なり、掛け持ちしなければならない時もあります。 人の一生の最後を締めくくる葬祭、私は古い人間ですから、故人を偲ぶ機会があるのは良いと思っていますが、墓じまい同様、葬儀の形も大きく変わってきています。 今日も、ただただ、ご冥福を祈るばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.09 17:48:38
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