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2018.08.09
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カテゴリ:サスペンス



10クローバーフィールド・レーン」 10 Cloverfield Lane 2016年 アメリカ映画

 

製作 JJ・エイブラムス

監督 ダン・トラクテンバーグ

出演 メアリー・エリザベス・ウィンステッド ジョン・グッドマン

 ジョン・ギャラガー・Jr.

 

 すごい久しぶりの更新です。決して忘れていたわけではありませんが、仕事の都合で、時間的余裕がない状態が続いていたので、映画を観ることすらできなかったというだけです。ということで、これからも細々と更新はしていこうとは思っています。

 で、今回は以前DVDを借りてきた中にあった、無名映画というにはちょっと語弊がある作品で、まあ、僕自身の単なる不勉強にすぎないと言えばそれまでなんですが、「こんな映画があったんだ。」と思ってしまった、この映画です。

 「クローバーフィールド/HAKAISHA」という映画があります。ニューヨークが謎の怪獣に襲われ、逃げ惑う人々の手持ちカメラの映像のみという形で作られ、その臨場感が迫力たっぷりということで、話題を呼んだ作品です。以前、このブログで、怪獣大好きな僕がはまってしまった映画のひとつとして紹介していますが、その際、続編はあり得ないということを述べていたと思います。

 題名も似ていますし、製作者が同じということで、続編なのか?と思い、予備知識ほぼ0で借りてきてしまいました。



 服飾デザイナー志望のミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は婚約者と喧嘩し、家を出て車を走らせていました。ルイジアナ州の田舎道にさしかかり、ラジオからは南部海岸一帯が原因不明の停電に襲われているとのニュースが流れます。その時、突然大きな衝撃と共にミシェルの車は追突されます。

目が覚めたミシェルは、右足に大怪我を負い、治療を受けた状態で地下室に繋がれ監禁されていることに驚きます。事故から丸1日たっていました。

間もなく、監禁されている部屋に腰に銃を下げた太った初老の男・ハワード(ジョン・グッドマン)が入って来ます。彼によると、ここはレイクチャールズから65km地点にある自分の農場の地下で、外の世界は何者かに攻撃され、放射能化学兵器かわからないが、何らかの有毒物質で汚染されている、とのことでした。地下には他に腕に怪我を負った男エメット(ジョン・ギャラガー・Jr.)も暮らしていました。

この地下室は、沢山の食料等の物資を蓄え核戦争に備えたシェルターで、出口にはがいくつも付いており、勝手に出ることは困難でした。出口の窓から外を見ると、人の姿は全く見えず、すぐそばの囲いには2頭の死骸があり、その横には事故の痕がある白いトラックの姿がありました。

 

 結論からまず言いますと、「クローバーフィールド/HAKAISHA」の続編ではありません。続編と期待して、怪獣の登場を待ちわびていると、ちょっとがっかりします。完全にがっかりというわけではないのが微妙なところなんですが、一応、最後の方でそれらしき展開になるのが、製作者JJ・エイブラムスの言う、“血縁関係”ということらしいのですが、はっきり言って、最後の展開は蛇足です。とりあえず、自身の作ったヒット映画に関連付けておけば、ある程度のお客が入ってくれるだろうという、あざとい製作者の打算の産物でしょう。で、このDVDを借りてきてしまった僕は、その製作者の打算にまんまと乗せられてしまったということです。

 しかしながら、この映画、地下のシェルターに閉じ込められ、シェルターの持ち主の怪しさ100%のおっさんの言うことを信じていいのかどうか、主人公の目線で、ハラハラドキドキさせられる、なかなかなサスペンスに出来上がっているではありませんか。だから、鑑賞中、「クローバーフィールド/HAKAISHA」のことなど全く忘れ、B級サスペンスをそれなりに楽しんでいる自分に気づかされてしまいました。

 そういう意味で、最後の展開(詳しくは秘密)は蛇足だったなあ、と言っているわけです。まあ、題名に“クローバーフィールド”って入ってなければ、こんな全くスター不在な地味映画、誰も観ないだろうから、しょうがないのかなあ。



 ということで、まんまと製作者の策略に引っかかってしまいましたが、まあ、それなりに楽しめたからいいか、というお話でした。

 ところで、監禁されているのが若い女の子で、監禁しているのが怪しいおっさんだからといって、世の男子諸君が喜ぶような展開には全くならないことだけは言っておきます。ポルノじゃないんだから。






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Last updated  2018.08.09 20:30:00
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