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2010.05.31
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カテゴリ:動物愛護
今日は、世田谷区で起きた猫連続虐待事件の被害に遭った白猫、
ヒナちゃんの治療の経過をご報告します。
いつものほげほげ日記ではありません。
我が家の3匹のニャンズも出てきませんのでご了承ください。
また、むき出しになった赤剥けの皮膚の画像が出てきますので
苦手な方はスルーしてください。


今年4月、個人で外猫さんのお世話をしているボランティアの方から、
背中の焼けただれた猫が数匹いる―と情報が寄せられました。
この地域は前年にも同じような被害猫が発見されています。
今までの経緯はサイトのこちらのページで紹介されています。
ご一読ください。

保護された猫のうち、もっとも状態の悪かったソラ君とオデコちゃんは
手当ての甲斐なく亡くなりました。
彼らほどではないにしろ、やけどの範囲も程度も重症な白猫ヒナちゃんは、
今も大学の動物医療センターで治療を続けています。

頭の傷はほとんど治りました。
世田谷被害猫ヒナちゃん頭部527

ヒナちゃんは、情報が寄せられてからなかなか保護できず、
ボランティアが何日も聞き込みや捜索をして、やっと保護した子です。
保護した当時はやけどを負った部分は大方乾燥して、
かさぶたも少しできていました。
素人判断で、治りかけているのだろうと安心したのもつかのま、
大学病院で診て頂いたら、かえってそれは良くない状態だと言われました。
かさぶたができるとそこから感染症にかかる確率が高くなるそうで、
とにかく傷口を乾燥させないようにリンゲル液で常時湿らせておくと、
皮膚が再生されてくるそうです。
再び毛が生えてくるかは不明ですが、とにかく「生きた」皮膚にすることが大事なのです。

そして5月13日に大学病院に入院して治療が始まりました。
1週間後、点滴も外れたので傷口のケアが自宅ですることが可能であれば
退院しても大丈夫だと言われたのですが、
説明を受けたケアの仕方は、どうしてもひとりでは不可能であると判断しました。

世田谷被害猫ヒナちゃん505
保護当時、かさぶたができています。




ヒナちゃんのケア方法です。

世田谷被害猫ヒナちゃん治療風景
リンゲル液でできてしまったかさぶたをきれいに洗い流し、
皮膚を十分に湿らせます。

世田谷被害猫ヒナちゃん527その2
その皮膚の上に、やはりリンゲル液で十分に湿らせたガーゼをあて、
さらに一枚のガーゼをあてて手術用の太目の糸で固定します。
糸はヒナちゃんの表皮に縫い付けた糸で輪っかを作り、
そこに靴紐のように通して結びます。
リンゲル液は1回の治療で1本を使い切ります。

病院では3人がかりで処置していました。

大学病院での治療、入院は決して安いものではありません。
今回保護に当たっているのは、皆個人のボランティアです。
特別に経済的に余裕があるわけでもありません。

そのことも踏まえて、大学病院の先生もケアの仕方を丁寧に説明して
可能であれば自宅ケアを勧めてくれました。
しかし、いくら大人しい子だとはいえ、一人でヒナちゃんの体を固定して
丁寧にかさぶたを取り除いたり、ガーゼをしっかり固定することは
簡単ではありません。
5月20日、27日と面会に行き、経過を診てきましたが、
そのまま大学病院でケアしていただくことに致しました。

ボランティアだけの力では、こんなにも長い期間
大学病院での入院治療をさせてあげることは不可能でした。
しかし、ありがたいことに今回の事件を知り、
全国からあたたかいメッセージと共にご寄付を賜ることができました。
その寄付があるからこそ、ヒナちゃんには
こうして手厚い治療を施すことが出来ています。
亡くなったソラ君、オデコちゃんの分も
しっかりケアしていきたいと思います。

皮膚の再生は1週間でほんの数センチです。

世田谷被害猫ヒナちゃん527

もうしばらくはガーゼ交換が必要だと思います。
今後については、個人病院への転院も考えています。
ヒナちゃんは皆様からいただいたご寄付でここまで回復することができました。
あとは少しでも出費を抑えるため、手厚いケアをしていただける個人病院へ転院し、
個人宅でケアできる状態になったら、保護宅または一時預かり様の元で
治療を続けようと思っています。
今しばらく、皆様のご好意に甘えたいと思います。

個人病院との調整がつきましたら、今週木曜日に転院する予定です。

また、今年になって最初に保護された被害猫優生(ゆうせい)君の
近況も届いておりますので、近々ご報告できると思います。

わたしは、情報をもらってこうしてブログでお知らせするだけですが、
現場では毎日ボランティアがパトロール、聞き込み、被害猫捜索を行っています。
どうぞ皆様、これからも応援してください。
人間の手によって虐待を受け、今も痛い治療をしているヒナちゃん、
そして亡くなったソラ君とオデコ君や全国の被害猫たちを忘れないでください。
命の重さをしっかり受け止めてください・・・。

世田谷猫

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最終更新日  2010.06.01 00:03:35
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