だだもれ堂筆記

PCとの戦いでなだめたりすかしたりしつつ今日はちょっと調子が良いのでようやく更新。今日はようやく涼しくなったからだろうか。

奈良は高校の修学旅行以来。
ああ、でも10年ぐらい前に友人たちと薬師寺（確か大工事中だった）と唐招提寺には行ったんだった。でも、他は観光していない。
だもんで、高校生の頃駆け足で見学した東大寺とか奈良公園とか法隆寺は、もうすっかり記憶の彼方。移動中は宿での睡眠不足を補うべく寝てたしね。

東大寺は案内のお坊さんの話が面白かったような記憶があるが他の寺だっただろうか。大仏は見た記憶がぼんやりとあるが、やっぱり曖昧。鎌倉の大仏は何度も見ているが、今回改めて奈良の大仏を見て、やっぱり大仏は屋内に入っている方がありがたみがあるような気がする。ただ、奈良の大仏は鎌倉と違って大仏さんの中に入れないのでちょっとがっかり（笑

奈良公園の記憶といえば、昼食として柿の葉寿司が配られ、公園で食べたのを思い出す。
鹿せんべいを買った同級生たちが鹿に襲われていて、男子が急所のすぐ近くを噛まれたと騒いでいた、というどうでもいい記憶がある。
猿沢の池は見た記憶が全く無いのだが、今回猿沢の池に行った時に何となく見おぼえがあるような気がしたのは、バスで傍を通ったからだろうか。

そもそも名所旧跡の寺って中の造りが似たり寄ったりで、記憶がごっちゃになりがち。今回の奈良での寺巡りも、もうそれぞれの寺の風景があやふやになっている。
という訳で、法隆寺も修学旅行の時の風景は全く覚えていない。だが町中の寺ではない、門前の妙に閑散としているというか、郊外のだだっ広い感じはかすかな記憶があって、今回法隆寺に行った時にそれを突然思い出した。当時はもっと店や建物は少なかったはず。
それにしても法隆寺ってこんなに奈良市内から遠かったのか。行きはJRで行ったが、帰りは路線バスに乗ってみると奈良市内までちょっとした距離だったので驚いた。

よく京都奈良とセットにされる奈良ではあるが、巨大観光都市の京都とは違って、観光客でごった返しているという感じは無い。
混雑してるなあと思った場所は、修学旅行では寄らなかった興福寺の国宝館（東京では見学客が大挙して押し寄せた阿修羅像が置かれている）か、夜間ライトアップのイベント中だったせんとくん生息地平城宮跡かなあ。
あとはどこに行っても外国人を含む観光客はそれなりにいるものの全体にのんびりしているし、移動も京都市内のように渋滞することもほとんど無いのがありがたい。大都会が苦手な自分にはちょうど良いサイズの町だった。

次回は、PCがイカれていなければなるべく早く更新したいが、奈良グルメ（か？）情報（笑）の予定。