だだもれ堂筆記

昨日のアップが無かったのは、PCの問題ではなく（一気に涼しくなったせいか、この数日は快調）、自分がシャットダウンしてしまったから。抱えていためんどくさい諸々が一段落ついたせいかしらないけど、気絶するような睡魔に襲われたのだった。


奈良に行くにあたって夫と話していた時、そーいえばさー、と2人で考え込んだのが、ところで奈良の名物料理って何？ということだった。

柿の葉寿司。飛鳥鍋（って奈良料理？）。
鍋ってこの季節食べたくないと思わん？
思う。
あとは、えーと。

…。

思いつかん（泣

葛は吉野でしょ？
奈良市じゃないよなあ。

………。

鹿せんべい、ってのは使い古されたネタだねえ。

……………。

鹿肉料（以下自粛


結局いくら夫と相談しても、ろくな話にならない。
んじゃ最初からご飯食べに行くところなんて調べないで行き当たりばったりの適当でいいんじゃないの、ということになり、実行された。


1日目昼　東大寺近くのみやげ物と兼業している食堂
ここには茶粥定食なるものがあって、そういえば奈良とか京都には茶粥というものがあるんだったな、と思い出した。
息子はカレー、夫は何かの丼物、私はこの茶粥定食。個人的には茶粥は結構好き。てかお粥が割と好き。というか、自分は米そのものが好きなんだった（笑

1日目夜　餃子の王将
やっぱ関西がお膝元の王将に1度は入らないと、という意味不明な理由だったが、何せ量が多い。うっかりセットメニューなどを注文したのでちょっとハードな戦いとなった。
私はチャーハンと餃子、から揚げ、コロッケのセット。夫は何だったかな、スタミナラーメンセットとかいうやつだったかな。繊細さを求めるのは間違ってる的な味だけど、とにかく間違いなく腹は膨れる。

2日目朝　宿の朝食バイキング
これは高かろう美味かろうだった。和食は結構充実していて、ちゃんと茶粥もあったしおかず類も大変おいしゅうございました。風任はもう食べられません。
洋食の方も、息子がベーコンやらソーセージやらが充実していて喜んでいたし、パンも美味しかったらしい。
もしかして今回の旅行の食事で一番まともに美味かったのはこれかもしれない（笑

2日目昼　西ノ京駅近辺の食堂（店名失念）
薬師寺方面って、周辺に食事のできるところがほとんど無くて往生した。こういうところが観光地といえどのんびりしている奈良の良さなのだろうが、腹は減る。結局駅周辺の適当な店でうどんを食した。もちろん関西のうどん。
ちなみに、最近は関東でも関西のうどんや讃岐うどんを出す店が増え、かつてよく言われた「醤油汁に浸かったうどん」を供する店は減ってきているのが関東在住者の実感。
てやんでえこれが関東のうどんでいっ、真っ黒で何が悪いってんだべらんめえ、って感じのポリシーある店もあるかもしれない（あるのか？）が、醤油汁うどんって、うどんが名物という地方のローカルなうどんとか、立ち食いそば屋とか、そばも定食もカレーライスも丼物もやってるようなそれほど気合の入っていない普通の食堂系そば屋などに限定されつつある傾向にあるような気がする。

2日目夜　平城宮跡イベント会場のフードコート
いろんな店から適当に好きなものを買ってきて食べる形式なのでとりとめの無い夕食。
私はめはり寿司（具入りの寿司飯を高菜漬けで巻いたおにぎり形の寿司）、夫はカツ丼、息子は焼き鳥丼、みんなでシェアしたのがサモサ、飲み物はラッシー（笑
この日の夕食は早い時間に軽めだったので、夜食として日中買っておいた柿の葉寿司を宿で食べた。これが唯一奈良グルメといえるかもしれない。嗚呼。

3日目朝　ドトールみたいなカフェ（名前失念）
サンドイッチとコーヒー。野菜が足りない食生活なので体が野菜を欲している。私は野菜サンドだったが、我が家の野郎2名は肉チーズがらみのサンドイッチだったと思う。

3日目昼　天下一品
かねてから名前は知っていたものの、食べたことは無い。関東にも出店していて、県内に店舗もあるようだし東京に出た時に食べられなくもないが、普段意識していないので入ったことは無い。
という訳で、王将同様お膝元の関西で噂に聞くこってりラーメンを食すことになった。
食べた感想としては、関東で言うところの家系ラーメン（横浜発祥だったか）に近い気がする。悪くはないが、是非もう1度、ということも無い、という感じ。

3日目夜　京都に出てからなので番外となるが、京都駅前地下街の東洋亭
オムライスのボリュームも味もなかなかのもので、かなり感心した。京都に今度行ったら、この店（他の店舗でもいいけど）で今度は他のメニューも食べてみたい。

以上、何の参考にもならないグルメ情報を終わります。