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カテゴリ:旅行けば
中国で明らかに生水と分かっていて飲んだ水は、雲南の当時は辺境だったビルマ国境の町瑞麗のそのまた町外れで飲んだライムジュース(タイのナム・マナオと同じもの。東南アジアだとどこにでもあるよねえこれ)だったが、ヤバそうな予感があり案の定アメーバ赤痢に順調にかかった。医者に往診してもらい点滴でとりあえず治ったのだが、当面日本に帰国する予定がなくてよかったと思ったものだった。
ラダックで夫より一足先に高山病から回復し、まだ高山病真っ只中で動けない夫のためにレー郊外の宿からてくてく歩いて街中まで買い物に行ったり医者に指定された補液用飲料の粉を使って激マズポカリスエット風ドリンク(塩辛いのにオレンジ色)を作ったりしていたのだが、それから2日ほど経つとようやく夫も動けるようになった。 落ちまくった体力を元に戻すために宿から少し散歩に出て、ついでに近くの小川でたまった洗濯物を洗うことにした。この小川は地元の人が洗い物や飲み水、調理に使っているので、我々も使わせてもらうことにした。もちろん洗うのは元気な私。夫は洗い終えた洗濯物を持つ役。 高地は空気が乾燥しているので汗をかかなくても結構喉が渇く。洗濯が終わり、さて何か飲みたいと思ったが持っていたミネラルウォータのペットボトルは空。ならば目の前の小川の水なんてどうよ、と思いついた。 ただ、さすがに上流に何があるか分からないのでそのまま飲む気にはならない。 ペットボトルの口にハンカチをかぶせて小川の水を入れ、持ち歩いていたピュア(水の殺菌薬、要するにカルキ)を入れてしばし待つ。 多少カルキ臭いが十分飲むに耐える水ができた。あれは美味しかったなあ。 でも、スリナガルに下山後の宿泊先のボートハウスでの食事の時に供される、ほんとかどうかは知る由もないが、宿の主が言うところの「山から引いているドリンキングウォータ」は実はもっと美味かった。 いずれにしても山の水って美味いんだよね。インドの生水だけどどっちも当たらなかったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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