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だだもれ堂筆記

だだもれ堂筆記

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2011.08.21
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カテゴリ:旅行けば
夜明け前に起きて出発した疲れを取るべくたっぷり寝て2日目。
予約しておいた妙立寺(通称忍者寺)に行くと、見学客で混雑していた。30分ごとに数十人の予約客が堂内に入り、まずは寺の説明を聞かされる。この寺は前田家の出城としても使えるよう有事に備えて作られたそうで、「ここは忍者寺と呼ばれていますが、実際の忍者とは全く関係ありません」と念を押された(笑)
10人前後のグループに分けられ、それぞれに寺のガイドが付き(我々のガイドは20代前半のなかなかかわいい女性)、手際よく寺の各所を見て回る。ここも撮影禁止。
忍者

3階建てに見えるのに内部は7層だとか、隠し部屋があちこちにあるとか、扉を閉めると別の場所への入り口が開くとか敷居に重量がかかって鍵を兼ねるとか、いろんな仕掛けがあってこれは住んでいると楽しそうだがうっかりすると自分がトラップにかかりそうだ。この手の物件が大好きな息子は大喜び。将来忍者屋敷を建ててもらいたいものだ。

見学後、寺町界隈を少しぶらぶらしてにし茶屋街、どうもこの新しい呼び方には馴染めないな、西の廓っていう方がしっくりくるのだが、小ぢんまりした通りをぶらりと歩くとすぐに尽きて民家の通りになる。


これまた予約しておいた九谷の窯元、光仙窯に行き、絵付け体験をした。
すでに釉薬をかけて焼いてある白い陶器に、赤い色で輪郭だけ絵を描き、色付けはここの窯で働くプロにやってもらう。
九谷のようにいろんな色を使う焼き物は、素人が色付けするとしつこいというか鬱陶しい色使いになりかねない。自分で色を指定することもできるそうだが、我々はプロにお任せすることにした。
できあがりは2か月後。息子は宅急便で送られてくるのを楽しみにしているが、届く頃には絶対忘れているはず(笑
九谷

ここからはバスで一気に武蔵ヶ辻へ移動(といっても10分ほどだが)し、観光客と地元の客でごった返している近江町市場をぶらぶらして、個人的には実は今回の金沢旅行で一番楽しみにしていた茶寮不室屋で昼食(ここも事前予約)。
不室屋は麩の専門店で、以前友人の母上からいただいた不室屋の「宝の麩」が美味しかったので、ここの麩を使った料理も食べてみたいと思っていたのだった。そして夫は麩が大好き。となれば食べない訳にはいくまい。
結果、大変美味しくいただいた。場所も蔵を改造した建物でなかなか雰囲気は良いし、料理の素材は麩や野菜が中心で肉や魚はあまり使っていないが、結構たっぷりあって味も良く満足。デザートは別料金だが割安(HPには掲載されていない)で、食事デザートとも全体的に見てCPはかなり良いと思う。お好きな方ならお勧めしたい。ただしここは食事は昼のみ。

腹ごなしに主計町(ここも廓だ)までぶらぶら歩く。
ここも西の廓同様小ぢんまりしたエリアだが、浅野川沿いの通りに面して建物が続いていることと奥の方では高低差があるため、ちょっと趣がある。

東茶屋町は浅野川にかかる橋を渡ってすぐ。奥に卯辰山を背負っているのでちょっと絵になる風景だが、昔と違って恐ろしく観光化されていてびびった。昔来た時はもっとひっそりしていて、観光客もこんなにいなかったし観光客向けの店もほとんどなく、まだどこかに廓時代の名残のほの暗さが残っている良い雰囲気だったのだが、今やあっけらかんと健康的な観光地に変わっている。何となくあーあ、という気分になるがとりあえずぶらぶら。
東

本当は21世紀美術館とか犀星文学館とか鏡花文学館とか、他にも回りたかったのだが欲を言えばきりがない。一通り観光を終え、夕食を食べてさて宿に帰ろうと思ったら金沢百万石まつりが始まるとて目抜き通りが全面的に通行止めになった。
バスは諦め、ぶらぶら歩いて宿に戻った。夜はまつりの開催でさぞや盛り上がったことだろうが、我々は宿でまったり過ごした。基本的にひきこもりの一家と言えよう。





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最終更新日  2011.08.22 01:19:28
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