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だだもれ堂筆記

だだもれ堂筆記

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2011.08.19
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カテゴリ:旅行けば
渋滞を避けるべく家を出たのは夜中がようやく終わろうとする午前3時。高速道路はさすがに渋滞はしていないが、午前5時の段階で東北自動車道が20kmを超える渋滞と聞いて今年の旅行の行先を東北にしなかったのは正解だったと思う。
途中あちこちのSAで休憩して運転を交替、富山のSAで鱒のすしを買って食べたりしつつ渋滞ほぼ無しで北陸道の金沢東ICを降りて繁華街の裏通りにある宿の駐車場に車を入れたのは11時前。
城下町で道が細く一方通行が多いし、見どころは徒歩ないしは市内バスの短時間乗車で網羅できる小ぢんまりした町なので、車はチェックアウトまで駐車場に置きっぱなしだった。

まずは金沢と言えば兼六園なのでとにかく突撃。
兼六園は以前来た時の印象では徽軫(ことじ)灯籠と霞ヶ池、根上松周辺の風景しか記憶に残っていないのでもっと平坦だと思っていたら、瓢池や栄螺山のあたりなど結構アップダウンがあって風景に変化があり、なかなか趣があって良かった。
ことじ 兼六

成巽閣は兼六園入園料と別料金だが、前田家の殿様が母親のために建てた、こぢんまりしている(とはいえ母親のためだけだからなあ、いくら他にお付きの女中や下男がいるにしたってなかなか広い)けどいかにも細かい部分に凝りまくってみました的に繊細にして手をかけた御殿っぷりが良いので一見の価値あり(内部写真不可)。

seisonkaku.jpg


途中で団子を食ったりしたもののさすがに腹が減ってきたと息子が言う。
兼六園から金沢城に入る石川門周辺でいったん探したがいまひとつなので金沢大学が消えうせた後新品の復元建築物で埋まりつつある金沢城内を通過し、長町武家屋敷に抜ける途中で少し遅い昼食。
金沢城内時代の金沢大学に行った時、生協の売店にNECのPC9800シリーズのパソコンが並んでいたのを見た記憶がある。さすが天下の旧四高、こんなものも生協で売ってるのかと当時45万円の値札が付いた高嶺の花のPCを見ていたのだが、記憶というのはえてしてこういうどうでもいいことばかり四半世紀経っても覚えていたりする。

城


武家屋敷ではそこそこ地位の高い武士の屋敷(とはいえ当然成巽閣の豪華さにははるか及ばない)と足軽屋敷の両方を見学。
足軽の家は長屋ではなく一戸建てで、田の字の作りとなっていて典型的な日本の庶民の住宅の間取りだった。とはいえ江戸の四畳半一間の長屋とは違って庭もあるし、部屋も台所を除いて2~3室あり、当時の庶民よりも住環境は良かっただろう。足軽屋敷は2軒公開されているが、いずれも平成に入るまで実際に足軽の子孫が居住していたというのもすごい話だ。
長町界隈は狭いエリアなので、見学を含めても1時間もあれば十分。
写真はガイドブックや各種観光案内HPに腐るほど出ているので割愛。

金沢は古い町だけあって和菓子店には困らない。ただしうちでは落雁は天敵なので、せっかくの有名店も素通りしてしまった。
和菓子王子(干菓子除く)の息子は、念願の中田屋のきんつばを入手してご満悦。
その他、長町の村上でも生菓子(息子が所望)他何種類か和菓子を購入。
今も少しずつ買ってきた金沢の和菓子を少しずつ食べて、やっぱりきんつばは美味しいねえとか東の郭が東茶屋町なんて名前に変わったのはやっぱりいろいろと拙いからだろうねえ、廓の意味とか子供にはなかなか言えないよねえなどと金沢の思い出話をしている。





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最終更新日  2011.08.20 00:05:48
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