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カテゴリ:みなさんへ
僕は決して強くない。 でも、理不尽な行動に対して黙っているほど 弱くもない。 ちょうどこの時期になると思い出す。 大学を卒業し就職を前にした時期、 些細なことでヤクザに悪くもないことで 多額の慰謝料を要求された。 それも僕に直接ではなく、 実家の父親に。 就職を前にした時期だったこともあり 父親は要求の10分の1の金額で話しをつけた。 翌日、詳しいいきさつを父から聞いた。 僕は、始めて父を怒鳴った。 「どうして僕に確かめもせず・・・・。」
僕は身に覚えのない慰謝料は1円も払う必要なし と考え、1人でやくざの事務所に乗り込んだ。 事務所には、3人の怖い人と「1番えらい人」がいた。 僕は冷静に自分の正当性を話した。 その場に居合わせた「1番えらい人」が 僕の目をじっと見て 「このボンの言っていることはほんなもんじゃ。金返してやれ。」 といってくれた。 その日以来、 怖くなった時は一歩前進の精神で生きている。 生徒たちのよく話しをする。 一歩前進。 「相手が強敵で怖くて逃げ出したくなるときは後にさがるな! さがれば追い込みをかけられる。一歩前に進み出てみる。 そうすれば、敵は一瞬ひるむ。そこからチャンスが生まれる。 攻撃も撤退もしやすくなるんだ。」
僕は理不尽なことは嫌いだ。 相手どんなに強くとも大きくとも 自分に正義があれば1人でも戦う。 それが九州の男だ。
逆にこちらに非がある場合は極端に僕は弱くなる。 きっと小学生にも負けるだろう。 だから、非の打ち所のない生活をしなければいけない。 僕は強く生きたい。 そのために頑張っている。
僕が永遠の眠りにつく時、 「あの人は優しく、強かった。」 と言われていたい。
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最終更新日
March 21, 2007 10:17:17 AM
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