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カテゴリ:日記
あくせくしたようなぼんやりしたような日々を過ごしてるうちに、またブログの更新を怠ってしまいました
前半は比較的時間が出来るから、いろいろ好きな音楽のこととかマメに書こうと思ってたのに、何かと他の事にとらわれてしまいました。 筆不精は相変わらずですね さてさて。 今日は兵庫県立美術館へ『色彩の詩人 シャガール展』へ行ってまいりました。 10月15日までなので、ギリギリセーフです シャガールはとっても大好きな画家なんです。 独特の発想、色使い、空間の取り方、どれをとっても素晴らしい。 往年の代表作から、版画作品、出版物の挿絵、なんとタペストリーで再現されたものまで(これはシャガール作じゃなく模写だけど、再現した人がすごい!)、作品の数々をじっくりと堪能しました 私の大好きな絵の1つ、緑の顔の『バイオリン弾き』の原画もありました。 シャガールの絵はけっこう見とれてしまうけど、この絵もNYのグッゲンハイム美術館で初めて見た時、しばらく無心で見つめて気づいたら10分近く絵の前で惹き付けられる様に立ち止まって眺めていました。 この絵も世界中を回ってるんだなあ。 芸術作品はやっぱりその時代を生きた人の思いが込められていて、そう言ったものを作品を通して今の時代に感じるのが好きだし、とても貴重に思います。 シャガールの作品から感じる、故郷や家族を愛する思い、戦争の苦しみ、何気ない日常、娯楽。 美しくも斬新な色彩感と、独特の感性から生み出される対象物の個性から、手に取るように伝わってくるものがあります。 あんなふうに、後世にずっと人の心に伝えてゆく作品を残してゆくこと、美術も音楽も形は違っても根本は同じですね。 感動やインスピレーションをもらうと共に、果たして自分はどうやって、どこまで演奏を通して伝えていけるだろうか?と思います。 シャガールのように美しい心の筆遣いを、自分もしてゆきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年10月14日 23時53分35秒
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