曲まめ子の　まめ子な日々

2024.07.25

ブルーウィローのティーカップを買っちゃった

(18)

テーマ：●食器いろいろ

カテゴリ：赤毛のアン

赤毛のアンのファンには　垂涎の的のブルーウイロー

私は持っていなかったのですが、ひとつぐらいあってもいいな、
でも縁がないのねと諦めていたところ、昨年8月に八ヶ岳山麓原村の
イギリスフェアに出店していた　アンティークショップで
クッキー皿を見つけて、即買いしました

そしてクッキー皿があると　カップも欲しくなり(笑)
次の出会いを望んでいたけれど、そういう場所に行かないから
出会うはずもなく(^-^;

でも　お皿だけでは、とモヤモヤした1年

先日ネットでチャーチル社のティーカップを買いました

反対側です。カップの底にMade in Englandとあります。

昨年買った初めてのブルーウィローは、1946年の
スタッフォードシャー製のオールドウィローのクッキー皿です。
探す時はなくて、何気なく寄ったらあった、これも出会いで
スタッフォードシャー製の美しさよ、と思いました。

「アンの青春」の中に登場する、青い柳模様の陶磁器のお皿、
ブルーウィロー。
婦人会のバザーの模擬店で、アラン夫人のためにアンが
ミス・バリーから借りた大皿を　デイビーが壊してしまい
アンは同じお皿を探すことになります。

ブルーウィローは　東洋に憧れる英国人が中国の風景をイメージして
作った陶磁器で、売り上げを伸ばすために　絵柄に合わせた
悲恋物語まで創作されました。
大きな柳の木、2羽の鳥、この鳥は鳥になった2人の恋人で、
娘の家や娘が閉じ込められた塔、娘の恋人に入られないための塀、
逃げる時に使った舟や、たどり着いた島など、物語そのままです。

今、私が1番大切にしているのはブロ友の「田舎のオードリーさん」
に戴いた　ブルーイタリアンのトリオです。
収集したアンティークをメルカリで断捨離されていたので、
「もしかしてブルーウィローのカップ&ソーサーをお持ちですか？」
と聞いてみました。
オードリーさんの手元にあったのは　ブルーイタリアンでした。

「ウィローパターンではないし、スタッフォードシャー製とは
違うけど、スポード社のブルーイタリアンのトリオで良ければ
早めのクリスマスプレゼントで贈ります

」
　
大切にするので　ぜひ欲しいと前のめりで返事をして
昨年秋に贈っていただきました

ブルーイタリアンも1800年代から作られていて　200年経っても
人気があります。
ブルーウィローのシノワズリ（中国趣味）と違い、古代ローマの
伝統的風景で、どちらも伊万里焼の影響を強く受けているそうです。

スポード社のブルーイタリアン、繊細で美しいです。
古代ローマの伝統的な風景を　モチーフにされています。