6/8 ブラ虚唄 IN 両国~再び
6/8 天気 快晴 今日は以前訪問した両国の刀剣博物館にて、日本刀鑑賞マナー講座を受講すべく予約しました。 両国駅下車したところ、なにやら両国国技館前にて黒山の人だかり。 あれ、まだ今日ってお相撲やってないのになと思ったら、なんと千代の国関引退佐ノ山襲名披露断髪式とのこと。ありゃ~こっちも観てみたかったな~と思いながらはい!通過~。 刀剣博物館にて受付を済ませて、いよいよ受講。 この回の受講者5名。学芸員さんとマンツーマンによる指導を受けました。 私の担当は、町田学芸員さん。 まずは、御刀の取り扱いですが、礼に始まり礼に終わるとこから教わりました。 次に御刀の持ち方、取り扱い方。 打刀を持つのは初めてでしたが、長くて重いのにびっくりしました。 何を観るのかという鑑賞の方法。姿の鑑賞に始まり、地金、刃文等。 そして、最後に柄を外しての茎(なかご)の鑑賞です。 私の刀はなんと、小説「いっしん虎徹」に登場した越前康嗣でありました。 小説のままに、茎には葵の御紋がきられており、裏面には南蛮鉄を試用したとの記載も・・・。 もともとウィスキーブレンダーの輿水さんが、本の中で面白いと勧めていて、そこからいろいろな繋がりが、どんどん生じていて、これも縁なのかなと感じてしましました。 町田学芸員さんの話が面白くて、あっという間に講座が終了になってしまいました~。 最後はマナー講座受講修了書を手渡されて終了となりました。 これで、晴れて定例鑑賞会に出席できることとなり、早速午後の鑑賞会に参加しました。 鑑賞会ってどんな感じなんだろうとわくわくしながら開会を待ちました。 5本の御刀(短刀2本、脇差1本、長刀1本、打刀1本)の鑑賞でした。 まずはその刀がいつのどの作者かを、鑑賞し当てるということを実施しました。 私は、まったくわかりませんので、ダメもとで提出してみたら、なんと1本当たっていました~! 5本の御刀について、学芸員さんからの解説。 1号刀は、先日童子切安綱を東京国立博物館で観たきたのと同様大きな反りがあって太刀かなと思いました。なんと童子切安綱のお孫さんのさねかげさんの作品だそうで、かなり古い御刀だそうです。 あとで学芸員さんに確認してみたら、重要文化財なんだそうで、そのような恐れ多いものに、触れることができて、とっても貴重な体験でした。 2号刀は、粟田口吉光さんの短刀。 3号刀は、大宮盛影さんの脇差。 4号刀は、清麻呂さんの短刀。 5号刀は、井上真改さんの脇差。特別重要刀剣だそうです。最後は茎を観て終了となりました。 丸一日刀剣博物館にて刀剣のお勉強をしました。 自分用の日本刀がますます欲しくなってしまいました~!☆今日の写真☆JR両国駅のぼりが全部千代の国~今写真見て気が付いた旧安田庭園敷地内に刀剣博物館があります~池の向こうに刀剣博物館