|
カテゴリ:カテゴリ未分類
皆さん、お久しぶりです。
日本に帰国しました。 旅行が終わりアデレードに戻ったときは、なんだかしみじみと、 ああ、ホームスイートホームだ・・・と思ってしまった私。 日本に帰るのが楽しみな反面、 もうこの先いつアデレードに来るかわからない、 ひょっとするともう来ることはないかもしれない、 来てもその頃はもう誰もここにはいないかも知れない、 と思うと、無性にさみしかった。 最後に挨拶に行った彼の伯母さん夫婦のところでは、 年もとって身体も悪い伯父さんが、 「元気でな。もう会えるのはこれが最後になるかもしれんが。」 と言うではないか。 「そんなことないよ。もちろんまた会えるよ。 ここはいつ来ても昔からちっとも変わらないんだ。」 とつとめてあかるく、笑って言う彼。 「家は変わらんがな、次来るときは、ワシはきっとあの木の下にいるよ。」 という伯父さんのセリフには、 彼も私ももう少しで泣きそうになった。 アデレード、住んでいた場所、という愛着もあるけれど、 やっぱり悲しいのは人との別れだ。 それでもきっと、離れるのが悲しいと思えるような、 楽しい思い出がたくさんできたのは、喜ぶべきことなのよね。。 こーんなしみじみと悲しがっていた私だけど、 友達と彼とに見送られ、 (彼は渡豪時に取った往復チケットの帰りの便を書き換えたので、 乗り継ぎが複雑で私が合わせるには高すぎ、違う便の旅だったのです。) オーストラリア大陸を飛び立ったその瞬間、 気分はもう日本への期待に180度切り替わった。 ゲンキン・・・。 久々に戻った日本! うれしい~。しあわせ~。。 おかーさんのご飯もおいしい~。 慣れた場所に帰ってきたこの気分もいいけれど、 初めて日本に来た彼の目を通して見る日本、というのが、 新鮮でまたおもしろい。 普段まったく目に入っていなかったモノについて質問されたりして、 意外と知らない自分にも気づく。。 家族に助けられてます(苦笑)。。 車のナンバープレートの色の違い。 (トラックでも、商業車と自家用車(?)では 色が違うことを初めて知りました・・・。) 横浜ベイブリッジの橋の上でのアナウンス。 (車を停めて景色を眺める車に対しての警告、だった。 そんなんあったのか。。) お寺の鐘はいつつくのか。 (除夜の鐘以外の時にいつついてるのか、私も知らなかった。) ガソリンスタンドの、天井からぶら下がるタイプのノズルについて。 (初めて見たらしい。そういわれてみれば外国で見なかったな。。 狭い場所にあるガソリンスタンドは、面積節約?のためにこのタイプ、 というのは知らなかった。) 普通にあるものを驚かれて、へえ、と思ったりもする。 カーナビに驚く。 トイレの便座があったかいのに驚く。 ウォッシュレットに驚く。 電気カーペットに驚く。 NHKが英語音声に変えられることに驚く。(これは私も驚いた。) 彼も毎日冒険だけど、 彼の目を通して、私も家族も日本再発見の日々です。 今日は電車に乗って、はじめてのお買い物。 オーストラリアでは買い物する時、 レシートとお釣りを受け取ったら、お客のほうが「さんきゅー」と言う。 こりゃ日本と逆だわね。 にもかかわらず、 おつりをもらって「アリガト」と言った彼。 「いやいや、恐れ入ります。。」と恐縮する店員さん。 それを見て何か間違ったかと困惑する彼・・・(笑)。 「いらっしゃいませ、って言われたら、なんて答えればいいの?」 と聞かれて、 「何も答えないでいい。にっこりして。」 と答えた私もどうなの、これはあってるの?? 余談だけど、知らない間に電車に 「女性専用車両」が出来てるのを知って、 私もあわてました。。 えっ、ちょっと、この場所で乗りたくても、外国人でも彼はダメ?? うっかり乗っちゃったらどうなるの?? ってね。 これはなに?痴漢対策? こんな短期間の不在で浦島太郎気分を味わうことになろうとは~。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月25日 04時03分11秒
|