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ってなんでと思いますか?
医者ですか?弁護士ですか?公認会計士ですか? 答えは人それぞれだと思います。私の個人的考えは、 ・・それは、弁理士です、なんてことは絶対にありません。 それは「創造」だと私は思っています。物をつくる、儲かるサービスを考え出す、新たなビジネスを開拓する、これらはすべて創造が関わっています。他人の模倣ではなく独創性があって市場性があるのであれば、そういった仕事には世の中から最大限の評価を受けることになります。 創造があるから、その下で商品開発ができ、それを元にマーケットリサーチができ、営業マンは販売のネタができ、総務や人事担当は、円滑な組織運営ができるわけです。弁理士や知財部門は、創造にぶら下がって報酬を得ることができます。つまり、創造は、経済活動のすべての原点になってます。その割に、今の世の中、発明者の評価が低すぎます。世の中で最も格上、というのも大げさすぎかもしれませんが。 なんだか、大上段な話になってしまいました。 特許事務所に勤めていると、クライアントとの打ち合わせのとき、資格を持っていなくても、人によっては「先生」なんて呼んでくれたりします。なんだか、こそばゆくて、やめてくれ~って叫びたくなることもしばしばです。でも、そう呼ばれることに慣れるてくるとすると逆に恐いなあとも思います。 ともすれば、発明者をちょっと見下したような言い方になったり、早口でまくし立てて、必要な説明をはしょったり・・、なんだか偉くなったような錯覚に陥る、なんてことありませんよね? 私は、弁理士は、絶対に先生ではない!と思っています。 発明があって、その発明を権利化するためのノウハウを提供する仕事人であって職人であり、プロフェッショナルなアドバイザーでもあるのだと思っています。でも、だからといって、単なる下請け屋でも絶対にない。 自信を持って、でも、謙虚に、でありたいものです(資格がとれれば)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.10 21:39:07
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