遙洋子「野球は阪神私は独身」
図書館の野球本を読もうのコーナー。今回は遙洋子著「野球は阪神私は独身」(2002年発行)です。遙洋子さんは関西中心に活動されているタレントさんです。彼女は1987年頃に読売テレビの「週刊トラトラタイガース」という番組のキャスターに起用されます。しかし彼女は全く野球を知らないし、興味もない状態だったので最初はやりたくないと言っていたそうです。しかし結局、頼み込まれて始める事になり、やがて虎の魅力(魔力?)にはまってしまうというような内容でしょうか。この番組の顔ともいえる川藤幸三さんの魅力を語られている部分や故村山実監督との会話などが特に印象に残りました。 彼女は1987年頃から2001年まで14年間も「週刊トラトラタイガース」のキャスターを務めますが、まさに虎の暗黒時代と重なり、結局優勝を伝える事ができませんでした。ちょっとかわいそうな気もしますが、どん底の虎から学ぶことも多かったと書かれています。実は10年程前ですが、私はこの「週刊トラトラタイガース」の公開録画を見に読売テレビに行きました。けっこう客席もTVに映るのでかなりしっかりと自分も映っていました。この時に近くで遙洋子さんや川藤幸三さんを見れてとてもうれしかったのを覚えています。