今日は、3年ぶりでS台予備校に行きました。
DMが来たんですね、ガンに。
この間中学に入ったばっかりの…と思っていたらもう中学が終わるという…うちのガンに。
大学受験にむけて、その準備の仕方や、今の大学入試のしくみなどを話してくれる、中高一貫校の中学生と保護者を対象にした、無料の講演会があるというので。
数週間前、申し込んだと言うと、ガン
「え~?行くのかよぉ」
昨晩も
「明日、まじで行くのかよぉ!なんでだよぉ」
なぜだか。なぜ行くのか。聞きたいか?
「学校の中の、自分の知ってる範囲だけと比べて、
勝ったの負けたのと騒いでそれで満足しているからです」
もっと広いところで競うんだってことを意識しなくちゃ。
「まじかよ…塾とか、行きたくないしぃ。たりぃ!」
その、その思考が腹立たしい!
塾で、今よりもっと勉強してみようとか、申してみよ!
お話は、まずS台Jrの校長から、
中学のうちからウチに通って、学校の範囲の決まったテスト対策とは別の勉強で力をつけてほしい。
情報を入手するという目的でも有効なので、冬期講習から是非。
というコマーシャル。
つづいてS台スタッフの、模擬試験の利用の仕方や、大学入試で必要な科目、合格するための得点レベルなど。
ここで親子ともども、なかなか大変であるなぁと、改めて思う。
次には、OB体験談。
ポンと同じ学年で、工学を学んでいる男の子がお話してくれました。
なんと、ガンの学校の先輩であった。
高校1年では、模試の数学の偏差値が50を下回っていたとか、校内順位がこのくらいだったとか…
高2までは、これじゃダメだ、なんとかしないと、と思いながらも、学校生活を最優先にしていた由。
高3で志望校を決めたとき、親が呆れた様子だったため、発奮したのだそうです。
彼が言うには、高2までは基本的な勉強をしながら、やはり、部活や文化祭などの活動を大切に過ごした方がいい、とのこと。
大きく頷くガン…あれ?
続いては、古文のベテラン先生による講演。
大学を出てもその後、望む職業についたり、研究を続けたりできる見通しがない、今の日本で、入試の前にその不安を口にする子どもたちの話や、研究を続けるために海外に出た教え子たちの話…
官僚になった教え子たちと飲んだ時の話…
いろいろなエピソードを織り交ぜつつ、どういう気持でこれから受験へ向かっていったらいいかということをお話されました。
もっと力をつけさせたい・つけなくては、と塾に入って、どの教科も塾だのみ、というのは良くない。
自分で勉強する姿勢がないと、最後まではもたない。
大事なのは、学校の授業と、仲間との生活。
それから、ジャンルを決めない大量の読書。
基礎学力と、土台になる日本語の力をつけておくことが大切である。
その上で、不得意な分野をなくすため、とか、得意な科目をさらに伸ばすため、とかに、予備校を利用する。
などなど。
「イケる気がしてきた、つうか、イケない気がしないな」
は?
考えるほど不安が増す入試ではありますが、今日のお話は、なるほどと思わされるところが多く、納得したり、親としても、何とかやってゆけるかなぁと明るい気分になったりするものではありました。
おい、頑張りたまえよ。
「や~っぱ、塾で勉強したいよなぁ」
すぐ塾に頼ろうとする!
あぁ腹が立つ!
……アレ?