今日の夕食時のこと。
ご飯を食べながら家族でとりとめなく話をしていたところ、
ガン
「俺さ、なーんか勉強のモチベーション、上がんないんだけど。
なんで勉強するのか、っていうか、勉強してどうなるわけ?
いや、大切なのはわかるよ。
勉強してないと、何かになろうと思ってもなれない、とかはわかるんだけど、
何になりたいのかわかんないしさ。」
「え」
「ずーっと、弁護士とかいろいろ思ってたけど、なんか判例の記憶ゲーじゃね?
楽しいのかな?
この頃はさぁ、建築が気になるんだけど…
文系にしちゃったし…」
「言っただろう!
文系とか理系とか、狭めて考えるのはナンセンスなのだ!
パパのように、文系の仕事でも数学ができますとか、そういうのを見習いなさい?」
「そういう問題なのかな」
「でもさ、今、どんな仕事が何をしてどう楽しいかなんて、分かんなくて当たり前じゃない?」
「…ま、ラッパーならラッパーでもいいぞ」
「まじ?
じゃ、Mac Proが要る」
「やですよ」
「ママはそういう頭ごなしばかり!
大学行かせる学資と塾の月謝払わなくていい分で、Mac Pro買うたれや!!」
「い~な~、い~な~、私も~」
「ね、経済じゃなかったの?」
「金子哲雄みたいになれるなら」
「誰だ?」
「あれでしょ?
『冷蔵庫を買うなら……合コンに行く前がベストです!』みたいなことを言う人」
「ww言いそうww」
「ガン、数学嫌いな経済学者とか、いると思うか?」
「…ですか、やっぱ。」
「ん~、
ポンはこういう悩みとか、あったか?高1の頃?
なかったぞ、ポンは。
ガン!
ポンは、高1の頃、もう、決めてたぞ、
…なにかに、なると。」
「そうだよ!いまでも、なにかになるって、決めてるよw」
「サムシングかよww」
「ね、ジャーナリストとか、どう?」
「え?
…あぁ…」
この私の一言、ちょっとヒット打っちゃったような雰囲気?
するとポン、
「え?
ジャムおじさん?」
「…」「…」「…」
「具体的にはどういう?」
「放送で語るのでもいいし、新聞や雑誌や出版で書く方でもいいし。
最初はそうやって、いずれ独立するっていうのもあるし」
「ああ、池上彰みたいな?」
「何ジャムか、ってこと?」
「…」「…」
「いや!
やっぱ、
みっちゃんだろー、みっちゃん!」
「?」
「フジテレビの、中村アナよ。
パパ、羨ましくてしょうがないんだから、中村くんが」
「だって、女子アナに囲まれちゃって
高島彩に『みっちゃ~ん』とかっておちょくられてたかと思うと、
プロ野球のキャンプとか行って一緒に練習して音をあげたりして、
楽しそうじゃないか!」
「…はぁ…」
「ガン!みっちゃんをめざせ!
そして、生野アナのサインもらってきてくれ!」
「えww」
「あっ!
松尾翠チャンと、あと、ナカミーもだぞ!
ナカミーを忘れちゃいかん!」
「ね、なんでジャムおじさんがフジテレビなの?
わかんないww」
私もわかんない。なんでジャムおじさんなのかwww
ガンの結論。
「…とりあえず勉強しとく」