2014-10-17 診察10回目。 自己血採血。
今日は手術約一瞬間前。いよいよ具体的な手術の準備ということで、手術に使う輸血を確保するための自分の血、自己血を採血することに…。リュープリン注射は今回はしませんでした。手術前に生理が復活しないのかと私は心配でしたが…いつもは午前の診察でしたが、輸血する場所が空かないということで午後に。診察に行くとすぐに採血。移動する前に、スポーツドリンク買ってきてほしいんだけど?というのでなんでだろうと思ったら、採血する分身体から水分も出て脱水症状になりかねないから、その予防のためなそうな、なるほど…。下の階の売店まで行って500ミリペットボトルで買ってきたスポーツドリンクをもっていざ。てっきり、採血室に行くか、もしかして、ここかな?と思っていたのに、別棟の外来専用の病棟におでかけ。先生、私、看護婦さんと私が真ん中に挟まれて、歩いて行きました。まるで幽閉されに行くみたいと思ったのはここだけの話。輸血室?についたら、いつものように専用の係の人がいて、先生と看護婦さんは帰ると思っていたのです。が、帰らない…。いつもは分業だからという主治医の先生が注射持ってるの初めて見た!正しくは輸血パックにつながってる針だけど。私はベットに横になり、左側に先生が、右側に看護婦さんが。先生が針をブスッとやると看護婦さんは指を挟んで血圧測定の次に酸素量はかる測定器を私の指にはめて測ってる。合計400ミリから500ミリとれればいいと思ってる。と先生。そんなに取るの~!ってのが私の感想。最初は順調に行っていた、採血が、だんだん先生の表情に変化が。なんだろうと思っていたら、針詰まっちゃって輸血が進まないと、そんなことあるの?「おかしいな~こんなこと初めてだな~」と先生に言われる始末。気を取り直して、逆の左腕にやり直すために看護婦さんも右側に移動。で、やりはじめると、はじめのうちは調子いいのに、次第にやはり、血管というか針が詰まる。先生たちの背後には輸血保存する係の人もいつの間にかいて、これ以上取れないようだから、終了しましょうかということになった。自己血が入った輸血用のパックにはるシールを取り違え防止のために、患者自身がサインしなくてはいけないということで、本当は輸血前に書くはずなのに、輸血後に書く。輸血後あんまり腕使いたくうないんだけど…生年月日も自分で記入。結果私の採血できた量は250ml。もしかして、輸血買うんですか?と私が思った時、先生がやってきて、「念には念を入れて、十分余裕がある400ミリは取りたかったんだけど…取れないんじゃ仕方ないから…。まあ、私が上手く手術すれば済むことだから。なるべく、出血しないようにして、間に合うようにするから。」とおっしゃる。それにどう反応していいかわかりません、私…。採血が終わってしまえば、先生も看護婦も後がつかえてますから、さっさと撤退。私は採血したばかりはうごいかないほうがいいと30分間安静。その間に、一気に飲まず、30分かけて水分補給するようにと言われて、ゆっくり飲みましたよ~スポーツドリンク。その頃には周りの患者さんは誰もいなくなって、たまに通る看護婦さんが、まだ、患者さんいたんだね~って感じで通り過ぎて行き。先生に予め頼まれてた看護婦さんが時間を見計らって来た時にはとっても静か。イソジンで消毒した茶色くなった腕を綺麗にしてもらって、やっと帰ることが出来ました。棟が違うから、会計よらずに帰ってしまいそうで、忘れないようにするの大変でしたけどね。次に先生に会うのは、もう、入院するとき。本当に入院しちゃうんだなってやっと実感が湧いてきた日。この日の出費7,220円。