行けたり行けなかったり（モスクワとかね）

新撰組始末記の技能について少し考えてみました。

戦闘時のダイスに影響をあたえる技能として「剣」「刀」「強」があります。
通常、戦闘で使用するダイスの期待値は３．５ですが、「剣」の技能があると期待値は４．４７に跳ね上がります。
「強」の期待値は４、「刀」の期待値は３．９２となり、最も有効な戦闘技能は「剣」であることは明白です。

また、それらを打ち消す「槍」「経」があります。

それをふまえた上で、下図の状況になったときに、勤王側はどのような組み合わせを選ぶべきでしょうか?

Ａ：石川潤次郎を沖田総司と組み合わせ、岩崎弥太郎を支援にまわす

Ｂ：岩崎弥太郎を沖田総氏と組み合わせ、石川潤次郎を支援にまわす

　一見、Ａの選択肢が妥当に見えますが、Ｂの組み合わせのほうが沖田に勝てる可能性は僅かながら高いです（Ａ７．６％に対してＢ８．４％）。
　もちろん、たった０．８％にかけるなんてことは無いので、常識的にはＡでしょう。
沖田に石川が討たれたところで、石川にはまだ裏面がありますし、岩崎は確実に逃げられます（しかも、沖田に勝てる確率は石川が残ったほうが高い）。
　逆に、石川に裏面が無く、岩崎に裏面があった場合･･･Ｂの選択も有り得ると思います。
特に、裏面の登場人物が強かったときなど（この辺は太平記システムっぽいですね）。

　ん？、あんまり意味の無い考えのような･･･まぁ、いつものことですので・・・（苦笑）。