「ラルゲット」という名前
今日は、少し不思議なお話です。いつもお世話になっているヘアサロンのDさんにカットしてもらいながら、この話をしたら彼女は、「聞いてたら、ちょっと鳥肌たったよ」と言ってました。そんなお話です。話はさかのぼりますが、今年の1月私は自分のカウンセリング・ルームを正式にオープンするために、屋号を考えていました。作家の石田衣良さんのファンである私はお店で偶然見つけた、石田衣良コレクション「モーツァルト トップ20」というアルバムを買いました。『モーツァルトの音楽は、美しい謎である』石田衣良カッコいいでしょそして、そのアルバムには、とってもかわいい絵がたくさん使われていて、私のHPは、そのデザインを参考にして作られているんです。それで、その時はカウンセリング・ルームの名前も「モーツァルトのひびき」っていうのにしようかとも考えたんです。でも、友人のオーラソーマ・セラピストくららさんに相談したら「……」って感じで、考え直しました。くららさん、ありがとうそのままにしていたら、今日こんなお話は書けませんでした。どうしようかと考えていて、音楽の速度標語(アダージョ、アレグロ、アンダンテ、モデラート…などなど)から名づけようとひらめきました。それで、いろいろ調べていたら、ラルゴの意味が広辞苑では「ゆっくりとかつ豊かに」と書かれていました。これだ!と思いました。でも、ラルゴは車の名前にもあるし…それで、ラルゲットという「ラルゴよりやや速く」という意味の標語を選び、「その人がゆっくりと豊かに自分の人生を生きてほしい」という意味で名づけることにしました。実は、今日のテーマのお話はここからです。これまでは「まえふり」です。私は、7月上旬にハコミ・セラピストになるために通っているハコミワークショップに参加しました。今回が3回目の参加で、すっかりハコミの雰囲気になじんでいます。「あ~今日も来てよかった。ここに来ると愛に満たされた、落ち着いた感じ、飾らない自分でいられる」と感じていました。そんな時、前々回にお会いした、ある女性から声をかけられました。私が4月のワークショップに欠席してお会いできなかったので、心配してくださりそして、こんなお話をされました。「家でクラッシックのCDを聞いていたら、ラルゴという曲があってラルゴってどこかで聞いたなあ…と考えていたらひさしさん(私はハコミワークショップでは、こう呼んでもらいます)のラルゲットだと思ったんです」それを聞いた私は、とってもとっても嬉しくて、そのCDを借りて聞くことにしました。そのラルゴというのは「ヘンデルのラルゴ」としても有名な「オンブラ・マイ・フ」(なつかしい木陰よ)という曲でした。オペラのアリアで、様々な楽器用に編曲されているということでした。私はこの曲を聞き、すぐに、「あれ?どこかで聞いたことがある…」と感じ、その後、鳥肌がたちました。この曲は、私の大好きな韓国映画「ピョンジ(手紙)」の最初に流れている曲だったのです。 何度も何度も見て、その度に涙が溢れと止まらない映画・ピョンジ。私もこんな風にパートナーを愛したい、こんな男性、こんな夫になりたいそう感じさせてくれた映画・ピョンジ。今は遠いところに住んでいる私の大切な韓国語の先生だった人が教えてくれた映画・ピョンジ。その映画の冒頭に流れている曲が「ラルゴ」だったなんて…。それを、ハコミで出会った彼女に教えてもらえたなんて…。私が自分のカウンセリング・ルームの名前をつけるときに私の無意識はすでに、このようなことを感じ取っていたのでしょうか?今、毎日のようにこのクラッシックCDを聞いています。彼女との出会いに感謝しながら…★★★★★★★★★★★★★★★森くららさんのセラピーは、本当の自分に出会えます。http://www.k3.dion.ne.jp/~clara/ハコミセラピーは、魂の成長を促す、新しい心理療法です。http://www.hakomi.net/韓国映画「ピョンジ(手紙)」が映画館で見られます。私ももう一回見ようかな?http://www.cinemart.co.jp/han-fes2007/movies/movie15.html