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テーマ:ヨーロッパ旅行(4232)
カテゴリ:MILANO ~ミラノ~
今回のミラノ滞在では、今までなかなか見る機会に恵まれなかった教会に行くことができました♪ いつも気になっていたのに扉が閉まっていたサン・バビラ教会をはじめ、いくつかの教会の中に入ることができたのがうれしかったデス。 今日は、そんな教会のひとつ、サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会をご紹介します♪ ドゥオモ広場から南へと伸びるトリノ通り。ドゥオモの北側の高級ブランド街とは対照的にリーズナブルなお店がたくさん立ち並んでいて活気のある界隈なんですが、ドゥオモを背にして歩くこと5分ほどでしょうか、左手ちょっと奥まったところに、サン・サティロ教会の入り口があります。 シンプルなファザードの内側は、黄金の天井がまばゆい世界。 そして、なんといっても見所は正面の祭壇。 漆喰装飾で飾られた正面のアーチ、あれは実は遠近法を駆使した「だまし絵」なのです こうしてみるとかなり奥行きがあるように見えますが、実はこの祭壇、手前の段からろうそくが6本並んでいる台の後ろまでわずか80センチの奥行きしかないのです 以前、本などでこのだまし絵のことを知り、ぜひ本物を見てみたいと思っていたサン・サティロの祭壇。 実際に目の当たりにすると、そのすばらしい画法に思わずウットリしてしまいました☆ ・・・といっても、こうして正面から見ているだけでは、どの程度の奥行きなのか、イマイチわかりづらいと思いますので、ちょっと角度を変えて見てみたいと思います。 こちらが、祭壇の向かって右側から見たトコロ。 ・・・ね、あのアーチがこんなに圧縮されています 横から見て、思わず「へぇぇぇぇぇ!」ってうなってしまうのは私だけではないはず(笑) 午後、教会が開いてすぐの時間に行ったので、ほとんど人がいないのをいいことに、あっちからもコッチからも、行ったりきたりしながら眺めてしまいました この教会は、ミラノでは数少ない初期ルネッサンスの豪華な装飾を見ることができます。 あのだまし絵も、ブラマンテの力作とのこと。 それにしても、これだけの空間によくぞまあ、と驚くほどの奥行き感です。 ・・・しつこいようですが、もう一度、だまされて見てください♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 26, 2008 07:42:59 AM
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