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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
ミラノの北部、ブリアンツァ地方にある、「アルコレ」という名の小さな町。 モンツァとコモ、そしてレッコを結ぶ三角地帯を昔からブリアンツァ地方と呼び、ミラノのお膝元であり、湖水地方にも近いこの風光明媚な土地は古くからミラノ貴族たちのお屋敷が立ち並ぶエレガントなエリアです。 今回の旅行では、ミラノ滞在の後、ブリアンツァに住む友人を訪ねて、まずは電車でアルコレの駅へ行き、そこから車で迎えに来てもらいました。 アルコレまでは、ミラノからレッコ、またはベルガモ行きの電車で15分ほど、F1グランプリで有名なモンツァの次の駅で降ります。 ここは今でもミラノのベッドタウン。建売住宅なども立ち並んでいるのですが、駅から程近い場所に、えんえんと続く緑色の生垣 念のためにいいますが、写真左手の生垣です。森や林ではアリマセン。 なんとここはイタリアの首相であるベルルスコーニ閣下のおうちなんですって もちろん首相ですから、ローマなどにたくさんお住まいがあるのですが、もともとの出身が実はココ、ブリアンツァなんですって ・・・・ブリアンツァ地方に入っていきなり見せられたのが、ベルルスコーニさんのおうちですから、数日の滞在ではありますが、この地方、まだまだ見所たくさんありそうです♪ ホントは、この左奥の角を曲がったところが正門なんですが、やっぱり正面にはカラビニエーリの車があって、警備が厳しいんです。。。 ・・・だから、数百メートル離れた場所にあるバールに車を停めて、コーヒーをいただきつつ、ちゃっかり写真も撮ってきました やっぱり、ヨーロッパのお屋敷ってリッパですね~。 ちなみにベルルスコーニ氏は、この近所にさらにいくつかのヴィッラを所有なさっているそうです。・・・お近づきになりたいですね~(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ベルルスコー二さんてリッチなんですね。
(February 3, 2009 02:09:19 PM)
ピンク・ラ・フランスさんへ
>ベルルスコーニさん、以前は歌手をしていたり、掃除機のセールスマンをしていたこともあったとか。。。 こんなおうちがあるのにねぇ~って、思ってしまいました(笑) (February 4, 2009 12:04:50 AM)
目白の角栄さんのおうちも、いつも警備の車がいっぱいでしたけど。
お金ってあるところにはあるんですよね。。。 (February 4, 2009 12:26:22 AM)
ciamiさんへ
>建物も大きいですけど、敷地の広さにもビックリです。。。 ちょっとくらい、中を見せてほしいものですよね~。。 (February 4, 2009 12:58:11 AM)
Chieさん、お久しぶりですね。
さて、アルコレのお屋敷ですが、最近図書館で見つけた、村上信一郎著、岩波新書の『ベルルスコーニの時代~崩れゆくイタリア政治』で初めて知りました。 べルルスコーニ氏はもともと上流階級とかではなくていわゆる”新興成金”、不動産事業などを通して貴族社会(土地の持ち主さんたち)とお近づきになったようです。同書によるとこの邸宅は、中世以来の名門侯爵家の住まいだったところその当主がスキャンダルを起こして自殺してしまい。残された一人娘もブラジルに移住してしまった結果、所有者のいなくなったこの家をベル氏が仲間の弁護士を通じて手に入れたそうです。 この本、神戸市外大のイタリア現代政治の研究家の手になるもので同氏を取り巻く貴族、マフィア、政治家、フリーメーソンなどが入り乱れて登場する深みのある一冊です。ここに書かれていることが『手に取るように』理解できる日本人は果たして何人いることやら… (December 19, 2020 05:05:21 PM) |