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安政2(1855)年江戸を襲った大地震直後に大量発行され、幕末の庶民の間でブームとなった。地中で大暴れして地震を引き起こすと伝えられた鯰を擬人化し 面白おかしく描いて楽しませたものだが 幕府の取り締まりで地震発生から二ヶ月で禁止になったらしい。そのコレクション展を今年の一月から小石川の凸版の印刷博物館で開催しており、タイミングがいいのかどうか観て来ました。いつでも行けると素通りしていたのだがもう開館して10年も経つという。さすがに大手、立派なギャラリーで印刷文化のAtoZが見事に一覧解説され活字好きのおたくには飽きない空間である。併設のトッパンホールもクラシックのコンサートホールとしては優れた音響設計で好評の噂、、、。