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カテゴリ:♪Music, Musique♪
テレビドラマや映画を観ている時に
気づきやヒントをもらったり 自分の状況とシンクロすることがあります。 先週、『リトル・フォレスト 春』を観た時に 「あ、コレは!」と思ったシーンが2箇所ありました。 一つ目は、キッコが薪割りをしながら 会社のズルイ上司の悪口を言い続けていると 側で聞いていたキッコの祖父が なんだ、おまえ! 人の悪口ばっかり語って。 人のズルイところがわかるのは、 自分にも おんなじ心があるからだぞ! と たしなめるシーン。 「スピ能力の高い友人にズバリ指摘されたことと同じだ!」 と思いました。 「『嫌だなあ』と思う人と同じものを自分が持っているからこそ、 その人のことを『嫌だなあ』と思うのよ」と言われました。 自分の周りにいる人たちは自分の心を写す鏡だと。 もう一つは、いち子の母親からの手紙に書かれていたこと。 ビデオを止めながら書き留めました。 何かにつまずいて、それまでの自分を振り返ってみるたびに 私っていつも同じようなことにつまずいているな、って。 一生懸命歩いてきたつもりなのに 同じ場所をグルグル円を描いて 戻ってきただけな感じがして 落ち込んで。 でも 私は経験を積んだんだから それが失敗にしろ、成功にしろ、 全く同じ場所ってことはないよね。 じゃ、円じゃなくて螺旋だ って思うと 一方向から見たら、同じところを ぐるぐる回っているように見えても きっと少しづつは上がっているか、 下がっているかはしているはず。 それなら、少しはマシかな。 う~ん、それよりも。 人間は螺旋そのものかもしれない。 同じところで ぐるぐる回りながら それでも 何かあるたびに、 上にも下にも伸びていくし、横にだって。 私が描く円も次第に大きく膨らんで そうやって少しずつ螺旋は きっと大きくなっている。 そう考えたらね、 私、もう少しがんばれる、って思った。 解決できなかった方法で問題を繰り返し考えても 何も変わらないし、時間の無駄だけれど、 問題をいろんな方法を試しながら解決しようとすれば 変化が起きて、少しかもしれないけれど解決に近づく。 上手くいかないことを自分ではなく相手や環境のせいにして 相手や環境が変わることばかり望んでいては 何も変わらないし、問題は膠着するばかり。 少しでも「自分が変わろう」としながら進めば、 螺旋は下に向かわないだろうし、 描く円は大きくなって上に膨らんでいくはず。 『リトル・フォレスト』は元日に録画して 夏編→秋編→冬編と続けて観たけれど、 なぜか、ラストの春編だけは観ていなくて。 先週、録画の整理をした時に観忘れていたことに気づき、 観ることにしました。 そして、「今が観るタイミングだったんだなあ」としみじみ。 等々力不動尊で開眼する前にこの春編を観ても きっと何も感じなかったと思います。 何事もベストなタイミングで訪れる これは本当だと思います この春編のエンディングテーマの歌詞も心に響きました。 まわる 人生はまわってゆく 色とりどりの日常で とまる時も進むときも ずっとそばに そばにいるよ こわがっても くやしがっても 今は今しかない 進もう どんな困難だっていいよ 声を上げてよ 逃げないよ そんな強くはなれないけれど ちゃんと踏みしめる そう 人生はまわってゆく 色とりどりの日常で とまる時も進むときも ずっとそばに そばにいるよ こわがっても くやしがっても 今は今しかない 進もう 『リトル・フォレスト』を観ると料理をしたくなります~。 葉っぱがキレイな蕪を買って、 葉をゴマ油と中華ダシで炒め 根をコンソメで煮ました。 茎は筋を取って歯ざわりを良くしました。 これは『リトル・フォレスト』で学んだ方法 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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