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カテゴリ:徒然草を読もう
第二百十二段
秋の月は、かぎりなくめでたきものなり。いつとても月はかくこそあれとて、思ひ分かざらん人は、無下に心憂かるべき事なり。 現代風訳 秋の月は、限りなく素晴らしい。いつでも月はこのようであって欲しいし、(その思いを)わかってくれない人は、まったく残念な事である。 ![]() ![]() ![]() 例えば自動車のエンジン機能の素晴らしさを語られても、私は理解不能。 爬虫類・昆虫類の「美」もあまり興味なし。 「月」の満ち欠けも、空模様による光の際立ちの差も、どうでもいい人もいて当然です。 ・・・でも、共感しあえないのは「無下に心憂かるべき事なり。」って、ちょっとキュートですね。 「分かち合いたい」が透けていて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.15 07:00:18
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