テーマ:簡単レシピ(3305)
カテゴリ:lecture
今日もまた市の講座に出かけた。
私が受講するのは当然、託児つきの講座となるわけだが、 託児を担当するボランティアグループは決まっており、 あちこち出没しているため顔と名前を覚えられて、坊など託児室の主といってもいい(笑)。 今日は「パッククッキング講座」である。 東海大地震が来る来ると言われて、いまだに来ないが(来ては困るが)、 いつ起こるかわからない災害に備えて、 身近なもので素早く作れる料理のアイデアを教えていただいた。 ハイゼックス(炊飯袋)や、ポリ袋を使った、いざという時に役立つ料理である。 ハイゼックスとは1958年に日本で初めて製造された高密度ポリエチレンで、 引張強度と剛性が高く、耐衝撃性、耐熱安定性に優れている。 これを利用したかぼちゃの煮物は絶品だった。 一口大に切ったかぼちゃと、すき焼きのたれ大さじ1杯をハイゼックスに入れ、 空気を抜いて輪ゴムをかけたら、20分茹でて10分蒸らしてハイできあがり! 簡単なのに、味がしみて美味しい。防災用といわず、普段から実践したいと思った。 同時進行で、ポリ袋を使った さつまいもの甘煮と肉じゃがも作った。 <さつまいもの甘煮> ・さつまいも 200g ・砂糖 小さじ2 ・塩 少々 ・水 大さじ2 (1) さつまいもを1cm程度の厚さに切って水にさらす。 (2) ポリ袋にさつまいも、水、調味料を入れる。 (3) 両手で軽く揉んで調味料をなじませる。 (4) ポリ袋にストローを差し込む。 (5) 空気が漏れないように袋の口をつまむ。 (6) ポリ袋の中の空気を抜いて真空状態にする。 (7) 根元のほうからグルグル回す。 (8) 入り口をしっかり結んだらポリ袋を広げる。 (9) できるだけ全体を平たくする(厚みをなくす)。 (10) 炊飯器の米の上に置いて米と一緒に炊く。 ※ 肉じゃがも同様の作り方。 袋を真空状態にするというのがなかなか難しかった。肺活量が必要だ(笑)。 真空でないと熱伝導が悪くなって美味しく仕上がらないんだそうな…。 当然だが、炊飯器の容量に合わせた分量でなければならない。 5合炊きで米1合と一緒に作れるおかずの重量は400g前後が目安、 同じく米2合と一緒の場合は300g前後が目安だという。 (3合以上の場合は、おかずを入れるのはNG) ポリ袋は、炊飯器の熱(100度前後)では溶けないが、 もし溶けたとしても炭素と水素が成分なので無害とのことである。 さつまいもも肉じゃがも美味しかった! 炊飯器でご飯と一緒にできあがるなんて感激じゃないの~! 鍋を使わないのにこんなに本格的な味になるなんて! そうそう、パッククッキングの7大効用は「おかあさん、やすめ」だそうな。 「お」いしい → うまみを閉じ込める 「か」んたん → スイッチオンで あとはおまかせ 「さん」かぼうし → 食材の劣化を防ぐ 「や」すい → 少なく済む調味料と光熱費 「す」こやか → 油の使用が少なくヘルシー 「め」んどう → 鍋を使わず、後片付けが簡単 最後の「め」んどうは、「め」んどうじゃない が正しいのではないかと一人でツッコミ。 非常用と考えてはもったいない。 こんなに手軽で便利だもの、どんどん活用しようではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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