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前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

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2007/08/05
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カテゴリ:other sports
女子バレーのワールドグランプリ3日目、
日本はアテネオリンピック3位のキューバを相手にフルセットまで持ち込んだが
残念ながら負けてしまった。いいところまでいったんだけどなぁ…。
やはりカリブの鳥人軍団(!)の高さは圧倒的だった。

バレーボールを見るのは楽しくて大好きだが、実際にやると とんでもないことになる私。
いや、バレーボールだけじゃないんだけどね。バスケットもドッジボールも
鉄棒も跳び箱もマット運動も、走ることも幅跳びも高飛びもぜーんぶダメよ!

クラスマッチが嫌で嫌で仕方なくて、欠席したかった。
(でも無遅刻無欠席無早退が自分の中での密かな自慢だったから 休めなかった)
全然楽しくなかった。どんなに頑張っても活躍なんてできっこないし。
でも皆が盛り上がっているから楽しそうに振舞わなくてはならない気がしてつらかった。

運動会も然り。万国旗とか、スタートのピストルの音とか、クシコスポストとか、
懐かしくはあるが、ちっともいい思い出じゃないわ。
クシコスポストなんて、リレーでビリを走っていたシーンがフラッシュバックするだけだわ。
(あ、でもオクラホマミキサーは嬉し恥ずかしの思い出だ!
運動会で唯一普通に参加できたのがフォークダンスだったから)
足が絶望的に遅い。 両親は運動会なんて見に来てもつまらなかっただろうなぁ。
でもお弁当は豪華だった。あれは私を元気づけるためだったのかもしれない!?

体が硬いのもすごく恥ずかしかった。
体育の授業の最初に柔軟体操をする時、よく先生に叱られた。「まじめにやれ」と。
立位体前屈は言うまでもなくマイナスだし、
開脚前転はうまく起き上がれず必ず尻餅をついていた。
回る勢いが弱くバランスも悪かったから。
後転は怪しくて、大抵 斜めに回ってマットから外に出たこと多数。

跳び箱は、6年生になっても4段が飛べなかった。
とにかく怖くて…。ぶつかったら痛いじゃん、と思うとダメだった。
全員跳べるまで終わらないとかいって、皆の前で恥をかいて、惨めで泣いた。
怖がらずに飛べる人は想像力がないんだわ…と自分を慰めていた。

他の教科は黙っていればわからないが、体育は皆の前で恥をかかなければならない。
でも、どう頑張っても、どうしてもできない子に「頑張れ」とは残酷な話だ。
涙が流れるのみである。疎外感と劣等感。精神的な苦痛のほうが大きかった。
運動能力テストでは測定不能項目があった…。

それでも、個人種目はまだよかった。自分が恥ずかしい思いをするだけだから。
これが球技となると!団体競技だからヘマしたらみんなに迷惑かかるし…と思うと
ますます悲惨なプレーになってしまってつらかった。
バレーにバスケ、とにかくボールが来ませんようにと祈っていた。

そしてドッジボール。あれは危険から逃げる訓練だったのかねぇ?
ちなみに「dodge」を直訳すればそのまんま「逃げる」とか「よける」なんて意味だな。
(ってことはメジャーリーグのドジャースは「よける人たち」なのか?)
もう少しボールが軟らかければ まだマシだったかもしれないが…。
とにかく目立たないようにしていた。怖いからキャッチしようなんて思わないし、
逃げることも下手で、背中を向けて当てられるだけ…。
早目に当てられて外野に出られたらホッとしていた。
しかし、最初に当たるというか、相手チームが一丸となってまず最初に狙ってくるのが
屈辱だったわ~。みんな知ってるってことだもんね、私がドンくさいって。

あぁ、そういえば 小学校の時、ドッジボールのチームの決め方が
リーダー(運動ができる子)が何人か前に出て、
自分の班のメンバーにしたい子を順番に引き抜いていくというやり方だったような。
当然、運動が苦手な子は残ってしまう。当然私も残ったわよ。
最後の何人かは皆涙目だった。先生の思いやりのなさや無神経さに怒りを覚えたわ。

体の成長のためには、ある程度の体育の授業は必要だと思う。
しかし、運動が苦手な子いじめまがいの授業なら要らない。
算数の授業で、九九のできない子のさらしあげなんかないでしょう?

他の教科は頑張り次第で結果が出せた。でも体育だけはどうしてもダメだった。
頑張っても頑張っても努力が足りないとか怠けているように思われ、
クラスでの序列は下のほうに…。
他がどんなによい成績でも体育ができないと最初から話にならないのが悔しかったなぁ。

体育ってどうしてあんなに偉いのよ?
音楽や美術だって、体育と同じ「5教科以外」なのに。
私は音楽や美術は得意だったけど、
それで誇らしい思いをさせてもらったことなんてほとんどない。
得意でも どうってことないのよ。逆に、下手だからって激しく恥かいたりしないのよ。
音楽や美術は芸術的なものに触れるとか、楽しくやれればよい、という程度に
終始しているが、体育だけはそうではないのだ。
優劣がハッキリ表に出て、できない子は見下される傾向が強かった。

本当に、恐怖と屈辱しか味わえなかった体育。
一度でいいからゴールテープを切ってみたかったわ…。



<おまけ>
水泳は、スイミングスクールに通った(嫌々だけど)おかげで人並みにできた。
テニスは、部活でやったからなんとかできたが体育の種目にはなかった。
スキーは、父の趣味につきあい3歳でゲレンデデビューしたが
雪国ではないため、これも皆に披露する機会はなかった。







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Last updated  2007/08/06 11:16:40 PM
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