テーマ:子供の習い事(2491)
カテゴリ:swimming
5月から幼稚園の課外で水泳をやるから、と
2年近く通ったスイミングスクールを退会した小姐は、最後の日に 「小姐ちゃんくらいのレベルだと、きっと幼稚園では物足りないと思いますよ。 いつでもジュニアに来てくださいね~!」とコーチに言われた。 その頃の私は、小姐自身のことを深く考えていなかった。 幼稚園で泳いできてくれれば送り迎えをしなくていいし、 プールに入っている1時間もの間、坊をおとなしく待機させる必要もない、 課外万歳!と思っていた。まちがいなく自分の都合だけである。 まだ小さいし、このくらい泳げるようになってほしいというよりは 体が丈夫になってほしいという願いのほうが圧倒的に強かった。 園生活の延長で、いつもの友達とプールに入って楽しければいい、と思っていた。 しかし、夏休みの間は課外がないので、プールに入る機会がなくなってしまうため、 スイミングスクールの短期教室に通うことにした。 小姐は いかにも得意げに、水を得た魚のように泳いでいた。本当に「泳いでいた」のだ。 こんな姿を見せられては、自分が楽だからと課外で済ませるわけにはいかない。 小姐は自分の口から「つまらない」と言ったことは一度もなかったが、 よくよく聞いてみると、やはり物足りないことは確かなようだった。 せっかく泳げるのに、課外では不完全燃焼に違いない。 何より小姐はプールが好きだし、スイミングスクールに行って頑張れば どんどん級が上がっていくという喜びを味わうことができるだろう。 どうせ同じ1時間を過ごすなら、水遊びに毛が生えたようなレベルではなく、 しっかり教わって上達してくれたら…。好きこそものの上手なれ、というではないか。 送り迎えが何だ。坊を待たせておくのが苦痛だなんて言っている場合ではない。 課外は辞めて、スイミングスクールに入り直そう! すぐにでも手続きしたいところだったが、持病の霰粒腫が顔を出したので、 経過を観察しているうちに9月になってしまった。 ようやく落ち着いてきたので、スイミングスクールに1日体験の予約をした。 小姐は飛び級扱いとなり、周りは明らかに大きい子ばかりだったが、 かつてベビーでお世話になったコーチが担当している班に混ぜていただいたので 安心して臨むことができた。 小姐は、時々上を向いては私を探し(観覧席は2階にある)、 見つけるたびに喜色満面で手を振った。まさに楽しくて仕方がないといった様子だ。 今までやったことがなかった背面キックについては「ちょっと難しかった」と言ったが やはり小姐は、プールに入っている時が一番イキイキしている。 早速、来週から正規会員として通うことになった。 ジュニアは、ベビーやキッズのように遊びという感じではないので、 今後は壁にぶつかることもあると思う。 そこでへこたれてしまうのではなく、自分なりに挑戦する姿勢を持ってほしい。 私も、ほんの少しの進歩を見逃さず 褒めてやれるようにしたい。 とはいえ、観覧席で暴れ回る坊がいるので、ずっと小姐を見ているわけにもいかないが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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