テーマ:バレーボール♪(2594)
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おめでとう、植田ジャパン!念願の北京オリンピック出場決定!
いや~、連日 手に汗握る熱戦で肩がこってしまったわ(笑)。 今日のアルゼンチン戦は、勝てば北京というプレッシャーのかかる試合だった。 第1セットをジュースの末に落とし、第2、3セットは取ったものの、 第4セットは奪われ、なんともイヤ~な展開。 そして運命の最終セット!これまたジュースにもつれ込んだ。 19―18から、最後のスパイクを決めたのは、 バルセロナを知る最後の戦士、38歳の荻野だった。 少し前までの全日本男子は、フルセットになると必ず負けていたような気がするが、 こんな極限の状態でも戦い続ける精神力が身についた。タフになったと思う。 「日の丸を背負って戦う」重責に目覚めた選手たちに敬意を表したい。 なんとなく、このチームは4年前の柳本ジャパンに似ている。 オリンピックを知る選手が主将として全日本に戻ってきた(荻野=吉原)。 オリンピックに行けない悔しさを味わった選手がチームの中心となった (山本、山村、宇佐美=高橋、杉山、竹下)。 そして若い選手が躍動した(越川、石島=栗原、大山、木村)。 久しぶりに夢を与えてくれる全日本男子が見られて嬉しい! ところで、一つ気になったのは、試合後のインタビューで監督が 「メダルを目指します」と言ったことである。 目標を高く持つことに異論はないが、メダル云々まで公言する必要はないのでは? だって、16年も出場から遠ざかっていたチームが、 いきなりメダルを取れるほど甘くないでしょうよ。 それこそ、メダルを取るようなチームはワールドカップ等で早々に出場権を獲得して 準備万端で臨んでくるのだ。いずれも高さとパワーで勝る国が。 うむ、やはり浮かれ気分で飛び出した監督のリップサービスに思えて仕方がない。 TBSやフジの過剰なまでの実況の悪影響が選手や監督まで犯し始めたのだろうか? 個人的には、北京は「参加することに意義がある」というレベルで構わないと思う。 アジア予選を勝ち抜く力はあっても、 ヨーロッパやブラジルなどの強豪と互角に渡り合えるかといえば…。 北京は、世界との力の差を認識する絶好の機会である。 次のロンドンでは、荻野は全日本にはいないだろう。中心となるのは越川や石島。 それに、越川や石島だけでなく、清水や福沢といった将来性豊かな選手が控えている。 ロンドンでメダルを狙うためには何が必要かを北京で学んできてほしい。 さぁ、ここから新しい歴史の1ページが始まる。16年ぶりの夜明けである。 協会や指導者の方々には、過去の栄光に拘ることはせず (植田監督の第一声は重鎮への感謝だったが…)、 新しい全日本男子チームを作っていくことをお願いしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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