テーマ:相撲(1804)
カテゴリ:Sumo
また外国人か、という声が多いようだが、
鶴竜という力士は基本に忠実で、巨漢相手にも変化せず真っ向勝負するから好印象だ。 内に秘めた闘志、そして熱い相撲。日本人受けするタイプではないか! 14日目終了時点で13勝、昇進前直近3場所で33勝という目安に到達しており、 大関の座はほぼ手中にした。優勝も目前だったのに、格下相手にまさかの敗戦、 しかも一方的な負け方だった。前日までとは別人のような姿、これが重圧というものか。 自力での優勝は消えていた白鵬が、決定戦で鶴竜を下して逆転優勝。 横綱としての責任、というなら当然、白鵬が優勝することが望ましいわけだが、 せっかくいいところまでいった鶴竜が なんだか気の毒だな。 それにしても鶴竜は、先場所 白鵬に勝ったあたりから覚醒したように思う。 技能賞を何度も獲得しており、実力者であることは誰もが認めていたものの、 今一つ目立たない存在だった。今場所だって、把瑠都の綱とりが注目されていたのに、 あれよあれよと白星を重ね、気がついたら主役の座に躍り出ていた。 優勝決定戦では敗れたものの、白鵬を相手に あの土俵際の粘りには感動した。 鶴竜には今後、大関で足踏みしないでいただきたい。 関脇時代は大関級に強いのに、いざ大関になると小結級に落ち着く者のなんと多いことか。 残念な先輩大関陣を反面教師にして一気に駆け上がれ~! だいたい大関の数が多すぎるんだから。そのうち勝ち星1桁が3人とは情けないよ。 そうだ!直近3場所33勝が大関昇進の目安というなら、 直近3場所29勝以下の場合は陥落なんて規定があってもよいのでは? <おまけ> ベビーフェイス(失礼!)な鶴竜は、いつも冷静沈着でポーカーフェイス。 その師匠である井筒親方(元関脇 逆鉾)は、‐‐‐対極だった! 横綱隆の里に勝った時、嬉しさのあまり土俵上でガッツポーズをしてしまったり、 控えに座っていて、実弟の寺尾が土俵下まで倒れこんできた時、 心配になって立ち上がってしまった等のエピソードが懐かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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