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2022.01.03
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カテゴリ:スポーツ
 プロ野球のソフトバンクが3軍に力を入れている。
​​​ 昨年のドラフト会議では、他チームが指名を終えても、ソフトバンクだけが延々と育成選手の指名を続けた。育成だけで14人も指名した。育成上がりのエース千賀、同正捕手の甲斐を育てた実績がある(写真は千賀投手、は甲斐捕手)。2人とも育成上がりとしては初の五輪代表選手である。





​◎少子化などで高校球児は半減、他スポーツも広がるのに​
​ 3軍で鍛え、将来のエース、主軸打者を育てようという狙いだ。ちなみに今シーズン、ソフトバンクの3軍は、社会人野球チームなどと計60試合を戦った(写真)。実戦でこそ選手は伸びるからだ。​
 日本のプロ野球は、新規参入の無い排他的なギルド社会である。



 だから、何もしないでも、ドラフトでそこそこ好選手を取れ、適当に育てればチームの体裁も整う。そうした選手が大化けしてくれれば、優勝もできる。
 しかしいつまでもそのような状況にあぐらをかいてはいられないだろう。
 野球界の頂点に立つプロ野球のベースを形成するはずの高校球児の総数が、少子化もあってかつての半分に減っているのだ。
 そのうえ、かつて『巨人の星』の時代は子どもたちのスポーツ選手の夢は野球選手になることだけだったのに、今はサッカー、テニス、ラグビーなど、世界に活躍の場が広がる競合スポーツが目白押しだ。フィジカル能力の優れた青少年が大挙して、そちらに流れている。このままでは、じり貧である。

​◎育成選手のセカンドライフに責任​
 それに対して、3軍を整備し、ここから主力を育てようとするチームは、限られる。ソフトバンク以外に、読売が目立つくらいだ。
 ソフトバンクが育成に力を入れるのは、マーケットの縮小という危機感もあるに違いない。
 ただソフトバンクなど3軍充実に注力する球団には、育成ドラフトで取った選手たちのセカンドライフに責任がある。千賀や甲斐のような五輪代表選手にまで育つのは、例外なのだから。

​◎若い元選手なのでIT教育には向く​
 育成選手には、退職金の前払いの性格のある高額契約金が無い。3年程度の育成期間に芽が出ないとクビになって無一文で放り出されるのだ。大半が20代だからつぶしがきくとは言っても、野球以外に何のスキルも持たない若者の第2の人生に、何も力を貸さないでは無責任だ。
 ソフトバンクは、20代の若い元選手という特性を活かし、IT技術を教育し、系列化の企業に就職を世話したらいいと思うのだが。

昨年の今日の日記:「2020年の二極分化著しかった株式市場とそれに劣後したREIT相場、株と逆相関のREITの今年は」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202101030000/​





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Last updated  2022.01.03 06:18:05



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