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2023.09.29
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カテゴリ:現代史


 ウクライナ防衛軍が2014年からロシアの占領下にあるクリミア半島の奪還に向けて攻勢を強めている。

​◎クリミア、セバストーポリの黒海艦隊司令部ミサイル攻撃​
 今月中旬からほぼ連日で軍施設へのミサイル攻撃を実施している。13日にはクリミア半島主要都市のセバストーポリの造船所をドローンで攻撃し、ロシア侵略軍の大型揚陸艦と潜水艦を損傷させた。
​ 21日には同半島のサキ航空基地をドローンやミサイルで複合攻撃し、大きな損傷を与えた。そしてついに翌22日にはセバストーポリのロシア侵略軍黒海艦隊司令部へのミサイル攻撃を成功させた(写真=黒海艦隊司令部の位置と攻撃の模様)。​







​◎大将で司令官のソコロフ死亡か、戦死なら侵略軍最高位​
​ ウクライナ防衛軍の25日の発表によると、同司令部は修復不能の損害を受け、艦隊の司令官ヴィクトル・ソコロフ(写真)を初め将校34人が死亡したという。ソコロフの階級は大将で、もし戦死したとすれば、ウクライナ侵略戦争で初めてだ。



 ただロシア侵略軍も攻撃のあったことは認め、兵士1人が行方不明と発表したが、その後、ソコロフの映像を複数回にわたつて流し、ソコロフ健在をアピールしている(写真=26日と27日にロシアが公開した映像)。​





​◎クリミア半島はロシア侵略軍占領地の最も弱い環​
 最近、ウクライナ防衛軍がクリミア半島の攻撃を強化しているのは、ここがロシア侵略軍の最も弱い環だからだ。
 今、ウクライナ防衛軍が血みどろの激戦を進めているのは、この北方のウクライナ本土にあるロシア占領地のザポロジエ州中部の要衝トクマクだ。ここを落とせば、南方約60キロにある州都メリトポリが砲の射程距離に入り、ロシア侵略軍のクリミア半島への補給路を切断できる。
 いわばウクライナ防衛軍は、北方のクリミア半島補給路の制圧と、同時に同半島の混乱を誘う作戦を進めている。

​◎撤退させても、住民大虐殺、焦土作戦の恐れ​
 クリミア半島には、占領以来、在住ウクライナ人のロシア国籍化が進められているが、なおロシア侵略軍に従わない住民も多い。同半島の先住民のクリミア・タタールも、反ロシア感情が強い。親ウクライナのこうした住民が抵抗運動に加われば、ロシア侵略軍は手を焼くことになり、クリミア半島からの撤退に追い込まれる可能性がある。
 ただロシア侵略軍がおめおめと撤退するはずはなく、かつてキーウ近郊のブチャなどから撤退した際、住民の皆殺し大虐殺を行ったように、住民大虐殺を含むクリミア主要都市の焦土作戦を敢行する懸念もある。
 それをさせずにいかにクリミア半島からロシア侵略軍を追い出すかのウクライナ防衛軍の知恵が試される。

昨年の今日の日記:「「はやぶさ2」の持ち帰った小惑星「りゅうぐう」から液体の水を検出」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202209290000/​






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Last updated  2023.09.29 05:19:27



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