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2024.02.25
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カテゴリ:金融と投資


 22日に日経平均株価が史上最高値を付けたが、翌日付けの日経新聞は、経済紙だけに各面を使って大きく、多面的に報じた。

​◎ゼンショーがトップ、27年間で236倍​
​ 興味深かったのは、3面の「34年で株価10倍 142社」という大見出しで報じられた記事だ(写真)。株価10倍、いわゆる「テンバガー」銘柄の紹介と分析だ。


 1位は、なんとゼンショーHDの236倍だ。ゼンショーは、若者には身近な会社で、傘下に牛丼チェーンの「すき家」を持つ。
​ ゼンショーは、会長兼社長の小川賢太郎氏(写真)が1982年に創業した会社だ。小川氏は、東大在学中に全共闘運動の活動家として活躍、東大全共闘の敗北後に東大を中退している。​



 ゼンショーは正確には34年たっていない。株式を店頭公開(現在の東証グロースにほぼ相当)したのは、1997年だから、市場で値が付いた公開日からまだ27年しかたっていない。それでいて、236倍にもなった。かつての全共闘の闘志の創業した会社が、日本資本主義の象徴である東証でテンバガー1位に位置しているのは、氏にとって感無量だろう。

​◎東京株式市場の寵児のレーザーテックは連日の大賑わい​
​ リストの詳しくは、上掲写真で見ていただきたいが、2位のレーザーテックも、一般には無名だが、半導体検査装置のニッチトップ企業なので、株式市場では時代の寵児である(写真=見本市での同社のブース)。連日、東証プライムの売買代金でダントツの1位をつける。​



 同社は、1960年に電機メーカー出身の故・内山康氏が創業した。92年に死去しているが、その後も世界に誇るニッチトップ企業の理念のもとで成長している。
 その後の経営者も内山氏の理念を継承し、やたら業容を広げていない。準創業家企業と言える。
 そして昨年来、半導体関連メーカーとして投資家から大もてとなっている。
​ 恥ずかしながら僕は、昨年までレーザーテックという会社を知らなかった。1990年12月に店頭公開していたのに、無知のまま見逃していた。知った時には、かなりの高株価になっていたから(=22日終値で4万1000.0円)、もうとうてい買えない。早めに買っておきたい企業だった。​



​◎ユニクロやドンキの会社も112倍、78倍​
 あと4位の112倍になったファーストリテイリング(傘下にユニクロを持つ)、5位の78倍化したパシフィック・インターナショナルHD(傘下にディスカウント店チェーンのドン・キホーテを抱える)、6位のニトリHD、7位のサイバーエージェント、8位のキーエンス……などなど、すべて創業者企業だ。
 つまり最初は倒産するかもしれない小企業として店頭公開したが、その後は創業者のリーダーシップでぐんぐん成長し、株価を大きく上げたのだ。既存の大企業では、あり得ない。こうした会社はベンチャー企業と呼ばれるが、英語でventureとは「冒険する、思い切って行動する」という意味だ。
 だから個人投資家としては、いかにこんな企業を早期に見つけ出し(つまり自らベンチャーになり)、投資するかが重要だ。それが「億り人(株式投資で億単位の資産を築いた人)となる条件と言える。

昨年の今日の日記:「ニャヤンガのオルドワン石器、カットマークの付いた大型獣骨とホミニン臼歯が意味する意義」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202302250000/​





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Last updated  2024.02.25 06:10:17



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