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2024.03.21
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カテゴリ:経済


 アメリカばかりか世界の自動車市場でEVの伸びが減速で、煽りを受けて世界1のEVメーカーのテスラの株価が失速している。かつての怒濤の勢いは、今は見られない。

◎最新四半期ではスターリニスト中国のBYDに抜かれる​
​ それどころか、2023年夏に付けた直近のピークからこの半年で5割弱も下落した(グラフ)。​


 一時期は、日の出の勢いのエヌビディアと共に、GAFAMと並ぶ「マグニフィスント・セブン」と称されたが(1月9日付日記:「昨年の米株式市場を沸かせた「マグニフィスント・セブン」の信じられないような好パーフォーマンス」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202401090000/を参照)、今ではその声も聞かれなくなりつつある。
 23年10~12月期のEVの世界販売台数で、スターリニスト中国最大手のBYDに抜かれる(通年ではなお首位を保った)など(グラフ)、販売の勢いがかげっていることが大きい。



◎マグニフィスント・セブンから脱落​
 一時期のテスラの株価の伸びを支えたのは、23年の世界販売台数が約181万台と前年から4割近く伸びたことだ。さらに無限の伸びへの期待感から、株価は23年年初の100ドル程度から7月には一時300ドル近くまで急伸した。
 ただ、24年の販売の伸びは前年を「顕著に下回る」可能性があると明らかにしたことで、投資家の期待が急激にしぼんだ。足元の株価は160ドル近辺に沈み、メディアに「もう『マグニフィスント(壮大)』ではない」と揶揄されている。
 テスラから最近、経営状況の説明を受けた金融機関担当者は、今年の成長見通しに関し具体的な数字は示されなかったと指摘した。「先行き不透明感が株安の要因」とみる。「『EV嫌い』の前大統領のトランプが今秋の大統領選で返り咲く可能性も株価を引き下げている」という。

​◎はたして起死回生の次世代低コスト車の投入なるか​
 こうした中、テスラが挽回に向け注力するのが、現行モデルよりも低価格のモデル投入だ。
​ CEOのイーロン・マスク氏(写真)は25年後半に「革新的な新製造技術」を導入した次世代低コスト車の生産を始める計画をアピールしている。


 ただ、裏を返せばそれまでは「プラス材料に乏しい」とみられており、しばらくは業績、株価ともにさえない状態が続きそうだ。そしてそれがなければ、並みの「アメリカ自動車メーカー」に転落してしまうだろう。
昨年の今日の日記:「世界最重要銀行30行の1つ、クレディ・スイスが同業のUBSに身売り、リーマン・ショック再現を防ぐ」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202303210000/​






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Last updated  2024.03.21 05:08:14



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