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2006年09月01日
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カテゴリ:農業
昨日は化学肥料と有機肥料(の中の特に「きゅう肥」)に共通する問題点の話をしました。

もう1つ、化学肥料と有機肥料には共通の問題点があります。


《2つめの問題点・・・水源の汚染》

ヨーロッパでは古くから、畜産と農業が一体であったため、きゅう肥を使用する歴史も長くありました。

しかし、大規模農業が進むにつれ、硝酸性窒素による地下水汚染も深刻化してきたので、面積あたりの家畜の頭数に制限を設けているそうです。

1haあたり、1頭。。。

日本では???

ヨーロッパの飲み水は地下水が主流なので、対応も迅速だったのかもしれません。

日本の飲み水は地下水よりも河川水が主流であるから、心配ないかというと、、、

それでも、すでに、井戸水から基準値を超える硝酸性窒素が検出されたりしているので、無視はできません。

(2001年の調査で2330の井戸のうち、865件から検出)

日本の場合は、きゅう肥による汚染というよりも、化学肥料を大量に施肥したためにおこった汚染だと言われています。

例えば、茶の栽培のために、窒素成分で120kg/10a施肥した農家が茶のコンテストで賞をとったことがあります。

しかし、茶の木が1年間に吸収できるのは、37kg/10aだけだそうです。

そうすると、残った肥料はどうなるかというと、、、

水に溶けて地下水や池へ流れ込み、池は富栄養化で魚が住めなくなってしまいます。

農産物のコンテストは、農薬会社や肥料会社が支援をしています。

表彰を受けた人の防除暦・使用した肥料の種類と量と回数が公開されます。

(以前は、農家の人が集まると、何回防除をしたか、、、と、どれだけ多く撒いたかを自慢していたそうです。。。)

コンテストでは、今でもスポンサーの意向を尊重せずにはいられないのでしょうか?

北海道の網走は、玉ねぎの産地として有名ですが、ここでも有機・無機をとわず、肥料のやりすぎが原因の、硝酸態窒素の地下水汚染が問題になっています。

また、肥料としてではなく、家畜の糞尿をそのまま垂れ流すことによる汚染も深刻化しています。


硝酸塩を多く含む水は、湯でこぼしたりなどの自己防衛をすることはできないので、知らず知らずのうちに、身体にたまってくると、妊娠が困難になったり、ブルーベビー症候群にかかったりする危険があります。

6ヶ月未満のSIDS(乳幼児突然死症候群)の原因に、硝酸態窒素を多量に含んだ水(井戸水)で溶かしたミルクや、硝酸態窒素が多い野菜を使った離乳食を食べたことも関係するのではないかと疑われています。

水の大切さについては以前もお話しました

しかし、農薬と水源の関係については、マスコミの話題にもなるのですが、化学肥料と水の関係が話題にならないのはどうしてなのでしょう?



明日は、きゅう肥特有の、3つの問題点についてお話します。

さて、3つの問題点とは、何かわかりますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マクロビオティックの記事に、補足事項を2点加えました。

→ 「マクロビオティックは危険?」

どうぞ、ご確認ください☆

また、他にもおすすめのマクロビオティックのレシピ本がありましたら、「マクロビオティック参考レシピ集」に追加したいと思いますので、教えてください!





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最終更新日  2006年09月02日 01時34分22秒
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