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テーマ:海外生活(7787)
カテゴリ:その他
3月下旬から目まぐるしい日々を過ごしておりブログの更新がなおざりになってしまった。 3月21日〜24日までフルブライトのエンリッチセミナーがジョージア州のアトランタで開催された。このセミナーについては時間が確保できたらゆっくり綴ることにしたい。アパートの退去日が3月29日(金)となっており、アトランタから戻ってきてそのまま引越しの準備に取り掛かった。引越しをしてから一週間後の4月5日(金)に家族と8か月ぶりの再会を果たした。税関でトラブルに巻き込まれないかずっと心配していたが、ゲートから笑顔で出てくる家族を確認できて今までの不安が一気に吹き飛んだ。きっとこれから数えきれないほどの苦労が待ち受けているだろうが、この笑顔を絶やさないようできる限りの努力をしようと心に誓った。 アメリカで仕事の用事があった義父がわざわざスケジュールを調整してアメリカまで家族の付き添いをしてくれた。羽田空港には私の両親、義母も家族のお見送りに駆けつけてくれたという。改めてこの家族留学は多くの人々に支えられて成り立っているのだと痛感した。沢山の声援を力に変えてアメリカでの研究の原動力にしていきたい。 4月5日〜7日まで車をレンタルして土日で必要なものをIKEAとTARGETで購入した。右側交通、左ハンドルということを除いて日本で毎週見ていた光景が蘇った。家族がいると常に会話が溢れている。上の子は入国初日に不安から「アメリカが嫌い」と言って泣き出してしまった。きっと本人なりに心労が蓄積していたのだろう。このマイナスの状態からどうプラスに持っていけるだろうか。言葉の壁よりも心の壁の方がもしかしたら厚いのかもしれない。 義父には別れ際に「まぁ長いアメリカでの家族旅行だと思って楽しんでください」と声をかけてもらった。義父は約30年ほど前に家族を連れて米国西海岸の大学院でMBAを取得された人生の先輩のような存在だ。家族留学の計画を打ち明けた際も「いいんじゃない?楽しみですね」と前向きなアドバイスをくれた。普通であれば「何を考えているんだ!家族の養育費は?働かないでどう生活するんだ?」とお叱りを受ける場面だろう。この年になっても挑戦を容認してくれる家族と両家の両親には感謝してもしきれない。 何もない空白の家から我々の生活が始まった。ここから「自由」を獲得するために奔走する日々が幕を開けようとしている。歴史的な円安と物価高で家族留学を取り巻く環境は非常に厳しいものがある。 けど、どんな厳しい場面に直面しても生き抜いてやろうじゃないか。この厳しいサバイバルゲームに生き残れることを身をもって証明したい。 このブログはそんな旅を続ける家族の様子を書き記した記録である。ようやくタイトルである「家族留学奮闘記」に沿った内容を書けそうだ。
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最終更新日
2024.04.10 01:50:49
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