カテゴリ:9月の誕生花
初夏から秋にかけて、紅紫色の茎先が枝分かれし、次々と花穂をつけて四方に広がりながら、花弁のない淡い紅色を帯びた白い小花が咲いて緑の実を結び、秋に黒く熟します。 9月16日の誕生花は、実も根も食べられないヤマゴボウ、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)。 花の名は、外来(外国産)のヤマゴボウの意味で、ヤマゴボウは地中深くまで入っている太い根がゴボウに似ていることから名づけられました。
花言葉「野生」は、明治初めに渡来して、実を食べた鳥にタネを運んでもらって繁殖し、今では空き地や道端でたくましく雑草化していることからつけられたのでしょう。 スズランエリカの鉢に見覚えのない葉が出て、玄関近くの電線に止まった鳥の贈り物のタネからだろうと見ているうちに、20cmほどの高さの茎先に出した小さな花穂で気づきました。 ご近所の庭先のヨウシュヤマゴボウは草丈1.5~2mほどで、道端では50~60cmで、枝分かれしては茎先に白い花穂を出して、四方に伸び広がっています。 熟した黒い実は濃い赤紫色の液を含み、服などにつくとなかなか落ちないことからインクベリーとも呼ばれ、古くから絹や紙の染料に使われているそうです。 花言葉「内縁の妻」はこの実のどこからきているのでしょう。 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属、常緑多年草、原産地:北アメリカ ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の花言葉:野生、元気、内縁の妻。 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の誕生花:9月16日 流通時期:斑入りのポット苗を初夏に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.16 10:30:28
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