カテゴリ:5月の誕生花
晩春から初夏に、やわらかな緑の葉の間から、白い蝶形の小花が房になって垂れ下がり、花のよい香りがハチを誘ってぶんぶんと忙しい羽音の中で咲きます。 5月11日の誕生花は、北海道の開拓地のたくましいパイオニア・ツリー、ニセアカシア。 花(木)の名は、学名Robinia pseudoacaciaのpseudo(疑似の、偽の)とacacia(アカシア)からつけられた種小名を直訳して名づけられました。
ニセアカシアは、明治時代に渡来した当初アカシアと呼ばれ、札幌のアカシア並木も北原白秋が作詞した「この道」に歌われるアカシアの花もニセアカシアのことです。 花言葉「慕情」は、この花が異性への想いを込めた詩歌になってうたわれていることからきているのでしょうか。
花言葉「頼られる人」は、どんな土地にもよく育ち、伐られても萌芽することからアメリカ西部や北海道の開拓地に導入された強靭さをたとえたのでしょう。 子供の頃はバス通りに沿って何本も植えられたニセアカシアの白い花を見かけましたが、いつのまにか他の街路樹にかわって、今では市街地にはなく植物園で見られるなつかしい花です。 マメ科ハリエンジュ属、耐寒性落葉高木、原産地:北アメリカ ニセアカシアの花言葉:慕情、親睦、頼られる人、友情、優雅。 ニセアカシアの誕生花:5月11日、6月8日 流通時期:苗木を冬から春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.11 10:30:31
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