カテゴリ:9月の誕生花
晩夏から秋にかけて、葉の基部の葉鞘が重なり合った細い茎(偽茎)近くの根茎から、つぼみがいくつも入った紅紫色の苞に包まれた花穂が出て、淡黄色の花を咲かせ、一日でしぼみます。 9月2日の誕生花は、秋を告げるさわやかな香りの薬味、ミョウガ(茗荷)。 花の名は、古名のめが(芽香、女加)が転訛したという説や、中国からともに渡来した香りの強いショウガの兄香(せのか)、弱いミョウガの妹香(めのか)が転訛したという説があります。
花言葉「忍耐」は、明るいクリーム色の花が一面葉が茂って湿り気のある薄暗い土の上に美しく咲く姿からつけられています。 別名のドンコンソウ(鈍根草)は、昔からのミョウガをたくさん食べて物忘れがひどくなったという迷信からで、古典落語のみょうが宿からきているそうです。
宿の主人夫婦が泊まり客の預けた大金を忘れさせようと、ミョウガ尽くしの夕食でもてなすと、客は預けた大金を思い出して宿代を払うのを忘れ、夫婦は徒労の上に損をしたというお話です。 今では逆で、香りの成分が集中力を増す効果を持つことが明らかになっています。 鉢植えの斑入りミョウガは北側の日陰で、秋にかわいい花穂を次々とだして、たくさんの花を咲かせていました。 ショウガ科ショウガ属、半耐寒性多年草、原産地:中国 ミョウガ(茗荷)の花言葉:忍耐。 ミョウガ(茗荷)の誕生花:9月2日 流通時期:ポット苗を早春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.02 10:30:39
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