カテゴリ:9月の誕生花
夏から秋にかけて、よく分枝した花茎の先に、花弁の中央にくっきり目立つ脈のある上品な朱色の5弁花が数輪ずつ、木陰の下草の深い緑によく映えて咲きます。 9月14日の誕生花は、朱色の花が咲く美しい山野草、フシグロセンノウ(節黒仙翁)。 花の名は、茎の節が少し太くなって黒ずみ、センノウ(節黒仙翁)の仲間であることから名づけられ、センノウは京都の嵯峨野の仙翁寺で初めて見つかったことからつけられています。
花言葉「転機」は、茎の節が黒くなり、しっかりと目立っていることからつけられたのでしょうか。 花言葉「恋のときめき」は、降り注ぐ夏の日射しに光って見える朱色の明るい花色につけられたのでしょう。 それとも、まったくの木陰でも濃い緑の中に散りばめたように咲く朱色の花を胸のときめきにたとえたのでしょうか。
晩夏の高山植物園では、木陰から明るい方向へと長く伸ばした花茎の先にまばらについた花が木漏れ日にきらきら輝いていました。 フシグロセンノウの学名はLychnis miquelianaで、ギリシャ語のlychnos(炎)に由来し、仲間のマツモトセンノウなども炎のような花色で、同じ花言葉がつけられています。 ナデシコ科センノウ属、耐寒性多年草、原産地:日本 フシグロセンノウ(節黒仙翁)の花言葉:恋のときめき、転機。 フシグロセンノウ(節黒仙翁)の誕生花:7月31日、9月14日 流通時期:ポット苗を春に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.14 10:31:06
コメント(0) | コメントを書く
[9月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|