カテゴリ:5月の誕生花
晩春から初夏に、縁に細かいぎざぎざのある小さく固い葉をつけた枝先に、先が5つに裂けた漏斗形の花が数輪ずつ咲き、枝をおおう花の間から新葉をのぞかせます。 5月12日の誕生花は、初夏を彩るツツジの1種、サツキ(皐月)。 花の名は、サツキツツジ(皐月躑躅)の略称で、花が旧暦の5月(皐月)に咲くことから名づけられました。 サツキの園芸品種は学名がRhododendron indicumの野生種を改良したものだそうですが、原産地がインドではないのに、種小名がindicum(インド産の)になっています。
花言葉「節制」は、渓流などの切り立った岩の上など、厳しい環境を好むことからつけられました。 花言葉「協力を得られる」は、渓流沿いの岩の上に生育する渓流植物でありながら、仕立てやすく、盆栽にもなり、刈り込みに強く、街路樹や公園樹になることからつけられたのでしょう。 それとも、一輪一輪変化に富む花が一斉に咲き揃う美しさからつけられたのでしょうか。 川沿いの岩の上に自生するサツキを見て、斑入り葉のサツキを火山の軽石に植えると、石が見えなくなるほど大きくなりました。 花色は紅やピンク、白などの単色に、紅紫色などの花びらの中心が白色となる底白花、赤や紫の基調色の花びらに丸く白いぼかしが出ている玉斑、いろいろな花が咲く咲き分けなどがあります。 ツツジ科ツツジ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本 サツキの花言葉:節制、協力を得られる、幸福。 サツキの誕生花:5月12日、5月19日、6月21日 流通時期:鉢花を春に見かけます。
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Last updated
2014.05.12 10:31:52
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