カテゴリ:8月の誕生花
初夏から初秋に、ハート形の葉を互い違いにつけて高く立ち上がった太い茎先に、鮮黄色の舌状花が中央の褐色の管状花のまわりを取り囲む大きな花(頭花)を横向きに咲かせます。 8月5日の誕生花は、真夏の太陽のように咲き誇る大輪の花、ヒマワリ(向日葵、日回り)。 花の名は、太陽の移動につれて花の向きが回ると考えられていたことから名づけられ、国により呼び名が変わっても、太陽にちなんだ名前がつけられているそうです。 漢字の向日葵は17世紀に中国から渡来したときの漢名を用いています。 ヒマワリは古代インカ帝国では太陽の花と尊ばれ、16世紀にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、スペイン王立植物園に持ち込まれ、ヨーロッパ中に広まりました。
花言葉「敬慕」は、ギリシャ神話の海の精クリティのアポロンへの思いを表したものです。 思いをアポロンに聞いてもらえなかったクリティは、地上に直立し九日九夜の間、太陽を見つめとおし、やがて足から根が出て、顔は花に、黒髪は葉に変ってしまったと伝えられています。 花言葉「あなただけを見つめる」「あこがれ」は、成長期の花が太陽の動きに合わせて向きを変えることからきています。
花が大きくなると、頭が重く動きが取れなくなって、東(明るい方向)を向いたままになるそうで、旅先のヒマワリ畑で同じ方向を向いて咲く花の後姿を眺めました。 ご近所の畑で、ロシアで改良された食用ヒマワリが花弁の短い、芯の大きい花を咲かせています。 ヒマワリはスクッと存在感たっぷりの大輪一重咲きや、八重咲き、よく枝分かれして四方を向いてにぎやかに咲く花、鉢植えで花を楽しめる矮性種などがあります。 花色も改良されて、レモン色や紅色、チョコレート色などもあります。 キク科ヒマワリ属、春まき一年草、原産地:北アメリカ ヒマワリの花言葉:あこがれ、あなただけを見つめる、光輝、熱愛、情熱、敬慕。 ヒマワリの誕生花:7月4日、7月6日、7月9日、8月1日、8月5日、8月15日、8月22日、8月31日 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.05 10:30:50
コメント(0) | コメントを書く
[8月の誕生花] カテゴリの最新記事
|
|