カテゴリ:8月の誕生花
夏になると、剣状の細長い葉の間から花茎が幾本にも枝分かれしながら、しなやかに伸びて、濃いオレンジ色の花が20輪ほど穂状に咲き上がります。 8月15日の誕生花は、真夏を鮮やかに彩るキュートな花、クロコスミア。 花の名は、ギリシャ語の crokos(サフラン)とosme(匂い)で、乾燥させた花をお湯に浸すとサフランのような香りがすることから名づけられました。 クロコスミアはフランスで南アフリカ原産のCrocosmia aureaとCrocosmia pottsiiを交配した園芸品種で、明治末期に渡来したときの旧属名のモントブレチアの名でも呼ばれています。 別名のヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は、葉のつき方がヒオウギ(檜扇)に似ていて、花が水仙に似ているヒオウギズイセンより小型であることからつけられました。
花言葉「陽気」は、重苦しい梅雨空に、赤みの強いオレンジ、黄、濃い朱赤色などの色鮮やかな花が穂になってにぎやかに咲くことからつけられたのでしょう。 花言葉「謙譲の美」は、うつむき加減に咲く炎のような朱赤色の花のしっとりした控えめな雰囲気からつけられています。 花言葉「楽しい思い出」は、楽しげに次々とたくさんの花を咲かせる様子に、子供の頃の思い出がよみがえるようななつかしさを感じることからつけられたそうです。
クロコスミアは子供の頃はあちこちで見かけ、花がお祭りの金魚すくいの金魚の色をしていたので、キンギョと呼んでいました。 球根から横に伸びた地下茎の先に新しい球根を作って増え、タネもたくさんつけるので、すぐに群生します。 アヤメ科クロコスミア属、春植えの耐寒性球根、原産地:南アフリカ クロコスミアの花言葉:楽しい思い出 、陽気、謙譲の美。 クロコスミアの誕生花:6月25日、8月6日、8月15日、9月4日 流通時期:ポット苗を春に見かけます。
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Last updated
2015.08.15 10:31:05
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