カテゴリ:9月の誕生花
夏から秋にかけて、高く伸びた茎の上部で枝分かれした茎先に、黄色の小花が円錐状に集まって、頼りなげに風に揺れながら咲きます。 9月5日の誕生花は、万葉の昔から愛されてきた秋の七草の一つ、オミナエシ(女郎花)。 花の名は、オミナ(女性)とエシ(飯)が転訛したもので、小さい黄色の花が女性の食べる粟飯に似ていることから名づけられました。 漢字の女郎花には、美人を負かすほど美しい花という意味が込められているそうです。 別名のアワバナ(粟花)は、黄色い粟粒のような花が固まって咲くことからつけられています。
花言葉「はかない恋」は、黄色い小花が寂しげに秋風に揺れる様子からつけられています。 花言葉「美人」は、万葉集で美しい女性にたとえられた繊細で女性的な花の姿からつけられています。
オミナエシは庭の同じ場所に何年も植えていると消えていくので、親株の周辺に芽を出した子苗を分けて、春に別の場所に植え替えています。 夏になると花茎が立って、秋の七草の一つのキキョウ(桔梗)と一緒に花を咲かせたこともあります。 オミナエシ科オミナエシ(パトリニア)属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島 オミナエシ(女郎花)の花言葉:美人、はかない恋、永久、親切、心づくし。 オミナエシ(女郎花)の誕生花:7月23日、8月16日、9月5日、9月11日、9月19日 流通時期:ポット苗を春~夏に見かけます。
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Last updated
2015.09.05 10:31:54
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