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弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

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2021.10.01
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カテゴリ:誕生花のない花
​​晩夏から秋に、地を這って枝分かれして長く伸びた細い茎先のまばらについた小穂に、花弁のない花が白いブラシ状のめしべの花柱とおしべの淡黄色の葯を突き出して咲きます。

誕生花のない花は、縮み(表面に小じわを織り出す織り方)の入ったおしゃれなササ状の葉、チヂミザサ(縮笹、縮み笹)。

花の名は、葉の形がササ(笹)に似ていて、葉の縁が縮れていることから名づけられました。

チヂミザサには花軸に毛の多いケチヂミザサ(毛縮笹)と、花軸に毛のないコチヂミザサ(小縮笹)があります。

 

花言葉「強い結びつき」は、小穂の長い刺(芒)で人の衣服などを突き刺し、先端から出す粘液でしっかりとくっつくことからつけられたのでしょう。

チヂミザサの小穂は小花が2個あり、めしべの柱頭は花粉を受け取りやすいように白い羽毛状に2つに裂けて、小穂の外側におしべが細い花糸に薄黄色の葯をぶら下げています。

 

チヂミザサはご近所では見かけないので、どこから来たのかわかりませんが、いつの間にか庭に入り込んでいて、草抜きを怠る夏に地を這って広がってしまいました。

離れた場所の鉢植えでもちゃっかり花を咲かせていたので、実が熟すと粘液を出す紫色の芒(のぎ)を服にくっつけてつれてきたようです。

イネ科チヂミサザ属、耐寒性多年草、原産地:日本、北半球の温帯、亜熱帯、オーストラリア

チヂミザサ(縮笹、縮み笹)の花言葉:強い結びつき。

チヂミザサ(縮笹、縮み笹)の誕生花:―

流通時期:―

青いバラ
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Last updated  2021.10.01 10:30:05
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