カテゴリ:誕生花のない花
晩夏から秋に、まっすぐ伸びてよく枝分かれした堅い茎に沿って上向きについた葉のわきに、旗弁の基部に紅紫色の斑が入った淡い黄白色の極小の蝶形花が数個ずつ咲きます。
誕生花のない花は、占いの筮(めどき)に用いられた野の草、メドハギ(筮萩、蓍萩)。 花の名は、昔、茎を占いに使うメドキ(メドギ)に用いたことから呼ばれたメドギハギ(蓍木萩)が転化したものといわれています。 花言葉「人見知り」は、葉のわきに数多く咲く花が小さくて目立たないことからきているのでしょう。 晩夏、川沿いのガードレール下のアスファルトの隙間に、メドハギが真上や斜め上に長く伸びた茎にびっしりとつく3枚の小葉(3出複葉)のわきに花をつけ始めていました。 日当たりのよい河川敷の小道の両側では、メドハギが長く伸びてしだれた茎が列になって黄白色の花を咲かせていました。 花が赤紫色のアカバナメドハギ(赤花筮萩)や変種のハイメドハギ(這筮萩)も生えていて、ハイメドハギは紫色のようなつぼみをつけ、旗弁の基部と先が紫色の花を咲かせています。 マメ科ハギ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国 別名:メドギ(蓍木) メドハギ(筮萩、蓍萩)の花言葉:人見知り。 メドハギ(筮萩、蓍萩)の誕生花:― 流通時期:― バラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.18 10:30:05
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