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カテゴリ:美術
9月18日、今日は湿度が低く程よく太陽が降り注ぎ、天からのプレゼントのようなさわやかな日だった。訳あって山に行けず、佐倉の川村美術館に出かけた。春以来五ヶ月ぶりである。 いつもの常設展も多少変化があったが、今回の目玉は20世紀の最も重要な画家と言われるバーネット・ニューマンの日本初の個展である。川村所蔵作品の中に晩年の大作「アンナの光」があり、その明るいけど深みのある赤を来館する度いつも見ていた。いつもはニューマンルームという両サイドがガラス張りの大きな部屋に「アンナの光」だけが展示されていた。窓からは戸外の緑と溢れる光が見えてとてもすばらしい展示室であった。、見る度に気持ちがすかっとするが、その内に椅子にかけてじっと見続けたりしたものだった。 アンナの光 川村美術館 ニューマンルーム 今回はそれ以外にたくさんの作品があちこちのコレクションから集められていた。
ここ 2 原初の光 存在せよ 名 1 (タイトルの作品の一部分です) 彼の作品の特徴は一色に塗られた画面に「ジップ」と呼ばれる垂直線を配して、シンプルで力強い構成による独自のスタイルをとっていることである。こんなアイデアは誰にでも思いつけそうにも思えるが、実際に作品の前で佇んでじっと見入るとそんな安易なバランスではないし、そのタイトルが哲学的で考えさせられた。 私はこれまで人物や風景などが描かれた具象画が好きだったが、川村美術館にはポロックやロスコなどかなり抽象画がある。特に好きでもなく嫌悪感を感じることもなかったが、何年も繰り返して見ているうちに抽象画にかなり馴染んで違和感を感じなくなった。というより好きになってきた。人の感性は進化するんだろうな。ベルン美術館でロスコの作品を見つけた時はなつかしい友人の顔を見たような親しみを覚えたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月18日 20時33分48秒
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