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カテゴリ:舞台芸術
その夜、8時半からブエノスアイレス市内の大きなシアターで催されるタンゴショーに出かけた。およそ500人の客が入れる大きなホールでまず8時半からディナーが始まった。他のグループの人たちはディナー用のドレッシーな服装だったが、私たちは無粋な登山用ウエアだった。旅する時、常々ワンピースを1着トランクの中に入れておかなきゃと思うのだが、最終的にはカットしてしまっている。ディナーには巨大なビーフステーキが出てきて、それを切り分けるだけで疲れた。付け合わせがポテトだけというのも困った。
横幅20cm、厚さ2.5cm 位かな ミディアムで 中二階に陣取るオルケスタのメンバー 何とかディナーをやっつけた夜10時頃からタンゴショーが始まった。ステージの中二階にバンドネオン、ピアノ、バイオリン、コントラバスなどの器楽演奏をするオルケスタメンバーが陣取り、ステージでダンサーが踊った。 本場アルゼンチンタンゴはすごく魅力的だった。音楽そのものも情熱的で魅惑的、特にバンドネオンの超絶技巧が耳を奪った。ダンスはストリートダンサーではなく本職のタンゴダンサーでこれまた一刻も目を離せないすばらしいものだった。
膝から下を素早く動かして男女が脚を絡めて踊る独特のタンゴはお色気たっぷりで見方によってはきわどかったりもしたが、それ以上に舞踊が洗練され、セクシーさは芸術に昇華していた。俗っぽさを超越していた。ステージは3部構成で12時頃まで行われ、音楽とダンスを堪能した。南米で過ごす最後の夜が華やかに更けていった。
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