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カテゴリ:美術
図書館で「山の版画家畦地梅太郎」という本を見つけた。彼は私と同じ愛媛県出身、それも私の故郷よりもっともっと辺境の地、三間町出身である。彼の版画と出合ったのは数十年前であるが、あの真ん丸い顔に大きな目、それ以外は何もない山男の姿が大変印象的で、一体どんな経歴の人かと思ったが何と三間町出身と知って納得した。 山の家族 北アルプスの燕山荘には彼の作品がたくさんある。まず小屋の入り口で山男の銅像が迎えてくれるし室内には版画が数多く展示されている。どうしてこんなに畦地作品があるのか不思議だったが、この本を読んでわかった。先代オーナー時代からの友好関係があったのだ。
白い像 (1958) 裏石鎚山(1940) 山男やピッケルや私たちにとっては愛着のある画題が多かったが、四国・九州地方の山の版画が多かったのがとっても嬉しかった。そのどれもが愛しさを感じさせる姿だった。山はアルプスだけじゃないよ、ここにこんな素敵な山があるよと存在を示している気がした。今度愛媛に帰省したら、彼の美術館を訪ねてみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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